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e解説シリーズ まいこのShade 9教室

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さーて、引き続きカメラアングルの講座を始めますよー。
後半は、望遠でのカメラ操作について見てみましょう。

(図11) (図12)
(図13)

前回説明した人間の視野のズーム値(焦点距離50~100mm程度)を超えて望遠にするとどうなるのでしょう。

図11~13を見てください。図11は広角(焦点距離30mm)、図12は中間(90mm)、図13は望遠(400mm)です。

広角アングルに比べて望遠アングルの役割は、肉眼では見えないような遠くを拡大して眺めることができるという事で皆さんお馴染みですね。

でもこの時、前回説明した遠近感のことを思い出してください。望遠ではパースがそれほど強調されませんよね。

つまり望遠のカメラアングルには、遠近感によるゆがみを受けにくい、という特徴があります。

(図14)

ということは視点をどんどん遠ざけていけば、遠近感の全く無い絵が出来るのか?・・・と言えばその通りです。でも図形ウインドウで視点を延々遠くに引っ張ったり、焦点距離に1000000000...mmなんて入力する必要はありませんよ。

カメラウインドウを広げると一番下に 「平行投影」というチェックボックスがありますね(図14)。これをオンにするとカメラからのパースを全く無視した画像になります。(前回の図5と図6は、これをオンにするとほとんど変わらない画面になります。試してみてくださいね。)

現実では、宇宙の彼方から物凄い望遠レンズであなたの顔をアップにしているようなもの。実際にはありえない事が3Dだと簡単にできちゃうんですね~。

ちなみに図形ウインドウの透視図(右上)以外の三面図(正面図、側面図、上面図)も、パースの無い平行投影になっていますよ。

(図15)

(図16)

その他にも、カメラウインドウを広げると色々なスライダがあります。それぞれのスライダを動かしながら、図形ウインドウでカメラのワイヤフレーム表示を確認してみてください。(メタカメラだとワイヤフレーム表示されないので、オブジェクトカメラを作成してやってみましょう。)

今回は、その中の「あおり補正」を解説しましょう。

図15と図16の違いを見てもらうと分かりますが、「あおり補正」は縦方向の遠近感を解消してくれるものです。

主に建築パースなどで、鉛直方向に遠近感の無い 「二点透視」と言われる図法で画面を描きたい場合に使います。

カメラアングルは3Dでも実写カメラでもかなり共通したテクニックが活かせると思いますよー。

興味のある方は本屋さんで写真やカメラのコーナーを覗いてみると、色々と3Dにも活かせる知識が得られるかもしれませんね。
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