Shade 12シリーズのよくあるご質問(FAQ)
もっともよくある質問と回答
描画が遅い、形状の編集ができない、または原因不明のエラーが発生します。
描画が遅い、形状の編集ができない、または原因不明のエラーが発生する、などの場合には、グラフィックスアクセラレータのOpenGL機能が正常に動作していないことが考えられます。
グラフィックスアクセラレータの種類によって対処法は異なりますが、下記に一般的な方法を説明します。
◎グラフィックスアクセラレータを確認し、ドライバを更新してください。
グラフィックスアクセラレータのドライバを最新のものに更新することで症状が改善されることがあります。
ドライバの入手や更新の方法については、お使いのコンピュータやグラフィックスアクセラレータによって異なります。
詳細については、お使いのコンピュータやグラフィックスアクセラレータの製造元へお問い合わせください。
一般的には数ヶ月ごとに新しいバージョンが公開され、各製造元のWebサイトよりダウンロードすることができます。
・Windows版
グラフィックスアクセラレータ、ドライバを確認する方法
1. Windows 7の場合、デスクトップを右クリックして[画面の解像度]をクリックします。
Windows Vistaの場合、デスクトップを右クリックして[個人設定]をクリックし、[画面の設定] をクリックします。
Windows XPの場合、デスクトップを右クリックして[プロパティ]をクリックし、[画面のプロパティ]タブの[設定]タブを選択します。
2. [詳細設定]ボタンをクリックします。
3. 表示されたウインドウから[アダプタ]タブを選択します。
4. [アダプタ]タブ上の[アダプタの種類]にグラフィックスアクセラレータの製造元と製品の名称が表示されています。
5. [アダプタの種類]内の[プロパティ]ボタンをクリックします。
6. 表示されたウインドウから[ドライバ]タブを選択します。
7. [ドライバ]タブ上の[バージョン]の項目にドライバのバージョンが表示されています。
◎最新のドライバを使用しても症状が改善されない場合は、OpenGL機能を無効にする方法をお試しください。
ShadeのOpenGLアクセラレータを無効化する方法
1. Shadeを起動します。
2. [編集]メニュー(Win)/[Shade]メニュー(Mac)から[環境設定...]を選択します。
3. [環境設定]ダイアログボックスの[ビュー]タブを選択します。
4. [ビュー]タブ上の「OpenGLアクセラレータ使用」チェックボックスをオフにします。
5. [OK]ボタンをクリックして[環境設定]ダイアログボックスを閉じ、メッセージに従ってShadeを再起動します。
●Windows版
◎エラーの発生により[環境設定]ダイアログボックスが開けない場合や、上記の設定を行っても症状が改善されない場合には、Windowsの設定からOpenGL機能を無効にする方法をお試しください。
Windowsの設定によりアクセラレータを無効化する方法
1. Windows Vistaの場合、デスクトップを右クリックして[個人設定]をクリックし、[画面の設定] をクリックします。
Windows XPの場合、デスクトップを右クリックして[プロパティ]をクリックし、[画面のプロパティ]タブの[設定]タブを選択します。
2. [詳細設定]ボタンをクリックします。
3. 表示されたウインドウから[トラブルシューティング]タブを選択します。
4. [ハードウェア アクセラレータ]の[ハードウェア アクセラレータ]スライダを「なし」まで移動します。
[トラブルシューティング]タブからハードウエア アクセラレータの設定を変更できない場合は、上記手順の 3 で、お使いのグラフィックアダプタのコントロールパネルを開くか、グラフィックアダプタの製造元が提供しているユーティリティで設定を変更してください。
Shade以外のプログラムを使用する場合は、最大に戻すことをお勧めします。
起動の度にユーザー登録を求めるウインドウが表示されます。既にユーザー登録は完了しているのにどうしてでしょうか?
管理者権限に関する特有の問題である可能性が考えられます。Shade製品はAdministrator権限でのご利用が前提となるため、Administratorのアカウントでご利用いただくことによってこの問題を回避することができる可能性があります。
ご利用の環境に応じた、以下の回避方法をお試しください。
Windows XP
1.Shadeのアプリケーションアイコンを右クリックして、「別のユーザーとして実行」>Administratorに設定する。
※Shade使用時のみpermissionの変更を行う方法
Windows 7 及び Windows Vista
<回避方法手順 1>
1.Shade1のインストール先に指定したフォルダ内の Shadeアプリケーションを右クリックして、表示された項目より[管理者として実行(A)...]を選択します。
2.表示される[ユーザー アカウント制御]ダイアログで、[許可]を選択します。
<回避方法手順 2>
1.Shadeアプリケーションを右クリックし、表示されたメニューから[プロパティ]を選択します。
2. [Shade ~のプロパティ]ウィンドウから[互換性]タブを選択します。
3.[互換性]タブ上の[特権レベル]の項目にある [管理者としてこのプログラムを実行する]のチェックボックスにチェックを入れます。
Mac OS X
1.[システム環境設定]を開き、[アカウント]または[ユーザとグループ]をクリックします。
2.[アカウント]または[ユーザとグループ]ウインドウの左下の[鍵]のアイコンをクリックし、アカウント情報を変更可能な状態にします。
※この際に、管理者のパスワードの入力が必要となります。
3.変更が可能な状態となりましたら、現在ログインされているアカウントを選択し、[ユーザにこのコンピュータの管理を許可]のチェックボックスの状態をご確認ください。
※既にチェックボックスがオンになっている場合にも一旦チェックを外し、改めてオンの状態にしていただき、設定を完了して、コンピュータを再起動してください。
(Mac OS X Lionの場合)
Shade 12.0.3 Lion 対応 アップデータを適用しても改善しない場合は、以下の操作をお試しください、
1. Macの起動ディスクを開き、「ライブラリ」フォルダを開きます。
2. その中の「Preferences」フォルダを選択し、Finderの[ファイル]メニューから[情報を見る]を選択します。
3. [情報]ウインドウの最下段の[共有とアクセス権]がロックされている場合は、右下の錠のアイコンをクリックして管理者権限のあるユーザー名とパスワードを入力します。
4. [名前]欄の「everyone」をクリックして、アクセス権を「読み/書き」に変更してウインドウを閉じます。
5. Shadeを起動して、登録情報を求められたらユーザーコードとパスワードを入力します。
Shadeを終了し、再起動して登録情報を求められないことがご確認できたら、再度、上記の手順を参考にして、「everyone」のアクセス権を「読み出しのみ」に戻してください。
Shade 12で一部の機能が利用できません。(見つかりません)
Google SketchUp入力やテキストエフェクタ、QuickTime VRの出力など、一部の機は、64bit版のShade 12には対応しておりません。これらの機能をご使用いただく際は、32bit版のShadeをご利用ください。
なお、起動しているShadeが32bit版か64bit版かは、タイトルバーの表記で確認することができます。
<Mac版でShadeを32ビットモードで起動する方法>
* Finder上の[アプリケーション]-[Shade 12.]フォルダ内に存在するShade 12.appを選択する
* Finderの[ファイル]メニューの[情報を見る]を選択する
* [一般情報]の[32ビットモードで開く]チェックボックスがオフの場合には64ビットモードでShadeが起動します。
* 32ビットモードとして起動したい場合には、同様にチェックボックスをオンにする設定を行ってください。
<Windows / Mac OS X ともに32bit版のみ利用可能>
・QuickTime(VRを含む)出力
・Google SketchUp 入力
<Windowsは64bit版でも利用可能。Mac OS Xは32bit版でのみ利用可能>
・ベベル
・テキストエフェクタ
・プラグインマネージャ
・ブーリアンモデリング
・マジカルスケッチ
Shadeのインストール時や起動時に「サイドバイサイド構成」エラーが発生し、製品を利用できません。
この問題は、Shadeのインストール時にVisual Studio 2008などのランタイムライブラリ(DLL)が正常にインストールされていない場合や、お客様がお使いの環境から、なんらかの操作によって削除されている場合に発生する可能性があります。
対応は状況によって異なってまいりますので、お手数ですがエラーメッセージの詳細をお書き添えの上、お問い合わせフォームよりサポートセンターにご連絡ください。対応についてご案内させていただきます。
なお、起動時に問題が発生する場合には、Shadeの再インストールを行うことで改善される場合もございますので、一度お試しください。
Google SketchUp形式入力機能が利用できません
Google SketchUp入力機能は32ビットモードのみの機能となります。
64ビットモードではご利用いただくことが出来ませんので、32ビットモードでShadeを起動してください。
なお、起動しているShadeが32bit版か64bit版かは、タイトルバーの表記で確認することができます。
<Mac版でShadeを32ビットモードで起動する方法>
- Finder上の[アプリケーション]-[Shade 12]フォルダ内に存在するShade 12.appを選択する
- Finderの[ファイル]メニューの[情報を見る]を選択する
- [一般情報]の[32ビットモードで開く]チェックボックスがオフの場合には64ビットモードでShadeが起動します。
32ビットモードとして起動したい場合には、同様にチェックボックスをオンにする設定を行ってください。
<Windows版でShadeを32ビットモードで起動する方法>
- Shade 12をインストールする際に、32ビットモードを選択する。
- インストール完了後、32ビットモードのShade 11を起動する。
※既に64ビットモードでユーザー登録済みの場合にもユーザー登録確認ウインドウが表示されます。
[Google SketchUp形式入力機能]以外にも、以下の機能につきましては各OSの動作環境で制限があります。
<Windows / Mac OS X ともに32bit版のみ利用可能>
- QuickTime(VRを含む)出力
- Google SketchUp 入力
<Windowsは64bit版でも利用可能。Mac OS Xは32bit版でのみ利用可能>
- ベベル
- テキストエフェクタ
- プラグインマネージャ
- ブーリアンモデリング
- マジカルスケッチ
形状を変換したいのですが、ツールボックスに該当項目が見つかりません。
形状の変換は、Shade 12からツールパラメータ上で行う形となりました。形状を選択するとツールパラメータ上で変換可能な形状のボタンがアクティブになりますので、ご希望の形状をクリックして変換してください。
また、「ツール」メニューやコンテクストメニューからも変換を行うことができます。コンテクストメニューから変換を行うときは、「オブジェクトモード」でコンテクストメニューを表示してください。「形状編集モード」では、編集を行うための項目がメニューに表示されます。
レンダリングをおこなうと、頻繁にメモリ不足のアラートが表示されます。
レンダリングオプションの「面の分割」のレベルを下げることで、レンダリング時のメモリの消費量を減らすことができます。
例えば「普通」から「細かい」と一段階、細かな設定とすることでレンダリング計算に必要なメモリ量は約4倍増加します。
そのため、この設定を下げていただくことにより、メモリの消費量が低減し、レンダリングが可能となる場合があります。
また、多角形分割記号を用いることにより、形状毎に面の分割を設定することもできます。
ブラウザにおいて、形状やパートの名前の先頭に「@」、「<」、「>」の特殊記号をつけることにより、形状やパート単位で面の分割レベルを設定できます。
形状の見えない部分やそれほど細かさを必要としない部分などの分割精度を下げる設定をすることで、メモリ不足をある程度解消することができます。
なお、上記方法を用いてもメモリ不足が解消されない場合は、メモリの増設をお勧めいたします。
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