Shade Personal R4 for WindowsのREV.15cまでの変更点をお知らせします。
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以下はShade Personal R4 for Windowsにおいて、REV.14以降、REV.15cまでに変更された仕様です。
レンダリング関連
●レンダリング速度の向上。
●面光源を追加。面光源によってできる影はモンテカルロ法による計算で表示。ただし、面光源による直接光の表現を行うには、ラジオシティが必要。
コントローラ関連
●ブラウザ内で表示するコンテクストメニュー内に「カスタム情報」ポップアップメニューを追加。
●各種光源の明るさ設定をlxあるいはlumenで設定できるようにチェックボックスを追加。
●色補正ウインドウに「彩度を変えない」チェックボックスを追加。
●表面材質ウインドウに基本色スライダを追加。
●図形メニューに数値入力アイテムを追加し、カラーアイテムを移動。
スクリプト関連
Plugin SDK関連
●shapes_being_deleted, shapes_createdを追加。Copy操作の取り消しを行なった場合には、shapes_being_deletedが呼ばれ、削除操作の取り消しではshapes_createdが呼ばれる。
●sequence_changedを含めてプラグインコールバック関数は再帰的には呼ばれないように変更。set_sequence_valueで自動的にsequence_changedが呼ばれるが、sequence_changed関数内でset_sequence_valueを呼んだ場合には、sequence_changedが再度呼ばれることはない。
●shapes_being_deleted, shapes_created関数を追加。
●scene_interface::check_handle関数を追加。
●part_class::disclose_all, undisclose_all関数を追加。
●scene_interface::begin/end_custom_joint、scene_interface::set_joint_default_min/max/value、motion_interface::get/set_default_min/max_joint_value、motion_interface::get_set_default_joint_valueを追加。
●image_interface::get_graphic_context(), graphic_context_interface関係を追加。
REV.14以降に追加された関数の詳細については、Plugin SDK Class Referenceをご参照ください。
標準バンドルプラグイン関連
●パーティクルプラグインの噴出量のアニメーションコントロールが可能になるように変更。
●シンプルレンズフレアプラグインをバックドロップに対応。
●輝度の高いストリークを表現できるように、シンプルレンズフレアのストリークをカスタムファイル(LensFlare.dat)の輝度値を反映するように変更。
その他
●DXFなど、ファイルタイプがTEXTのファイルフォーマットをインポートする時にプレビュー表示はオフにするように変更。
以下はShade Personal R4 for Windowsにおいて、REV.14以降、REV.15cまでに修正されたバグです。
レンダリング関連
●閉じた線形状の掃引体の片面レンダリングの表裏が不正になる。
●アニメーション設定ダイアログで、本来、「現在の視野」では使用できない行数フィールドがアクティブになっている。
●面になっていない形状(2点や開いた線形状)を面光源としてレンダリングするとエラーダイアログが表示される。
●四角形の掃引体にトリムをラップマッピングしてのレンダリング結果が不正。
●スキャンラインでQuickTimeアニメーションを作成するとメモリリークのために「メモリ不足です。c\shade\source\sxoffscreengc.cpp 168」と表示される。
●単純な凹形状(四角形で角が内側に窪んだ形)をレイトレーシングでレンダリングした場合の結果が不正。
モデリング関連
●ポリゴンメッシュを線形状に変換し、変換された線形状を含むパートごとDXFでエクスポートすると、エクスポートされたDXFファイルの中身が不正。
●ファイルをロック形式で書き出すと読み込む場合にエラーが発生する場合がある。
●自由曲面パートに変換がかかっている場合、場合によってはポイントにスムースをかけると不正なハンドルが作成される。
●サイズがゼロのカスタム属性を持つ形状データを保存またはロック形状としてエクスポートしようとした場合に挙動不審になる場合がある。
●DXFのARCエンティティで終了角より開始角が大きいとインポートした場合の結果が不正になる。
●自由曲面パートにスムースを適用し、その中の線形状をモディファイモードにした後に操作の取り消しを行うとエラーが発生する。
●自由曲面が切り換えられた状態で、DXFのベジェフォーマットでエクスポートすると、U方向のポイント並びが逆転してしまう。
●自由曲面の切り換えの取り消しを行うと、スキップジョイントの設定も同時に取り消される。
●図形メニューに「数値入力」がない。
●自由曲面の線形状にポイントを追加し、取り消しを行なうと、コントロールポイントの表示が残ったままになる。
●スキップジョイントのかかった自由曲面の線形状にスムーズまたはアイロンをかけると結果が不正になる。
コントローラ関連
●形状の上位階層のパートを閉じ、アクティブボタンを操作してもパートが開かない。
クイックレンダリング関連
●ポリゴンメッシュの角の丸めとスムースの組み合わせでQuickDraw 3Dでクイックレンダリングをオン/オフを行うとフリーズする場合がある。
●Direct3Dでクイックレンダリング表示した場合、視点移動など再描画を伴う作業をした場合、明るくなったり、暗くなったりを繰り返す場合がある。
●鏡像スケール変換のかかったパートに閉じた線形状(Flipはオフ)が含まれている場合、Direct3Dでのクイックレンダリングを繰り返すと表示されたりされなかったりする場合がある。
標準バンドルプラグイン関連
●パーティクルの属性設定で、ダイアログを閉じても設定が保存されない場合がある。
●レンダラプラグインを使用すると、ポップアップメニューの表示が空白になる。
●TextEffectorプラグインで、処理に時間がかかる場合に「サポートされていない操作を実行しました」とアラートが表示される場合がある。
●メタメッシュで図面の拡大率を変更した場合、メタメッシュ解像度の設定をすると正しい解像度で表示されない。
●メタメッシユの設定で、基本形状からメタ表示に戻る時にエラーが出る場合がある。
●メタキューブを回転ジョイントにより回転させるとオブジェクトが消えてしまう。
●メタシリンダーで方向が偏った拡大縮小や一方向の拡大縮小に対応できない場合がある。
●古いメタシリンダーをディスク形式に変換したとき、掃引方向を間違える場合がある。
●メタシリンダーの他に複数選択時、Moveツールの適用で倍以上に変換されてしまう場合がある。
●メタシリンダーの上のパートに移動などの変換をかけて、メタシリンダーを移動などをすると表示がずれる場合がある。
●メタポリゴンを八面体の一点をひっぱって伸ばして、一方向を拡大した時、メタメッシュが崩れてしまう場合がある。
●ポリゴンをメタメッシュに変換した後に図面の拡大縮小を行うと、グリッドの拡大縮小に合わせたメタポリゴンサイズで表示されているが、この後に移動等の操作を行うと、図面の拡大縮小操作以前のメタメッシュに変換した時のメタポリゴンサイズになってしまう。
アニメーション関連
●メタメッシュのあるネスト構成のアニメーション作成でジョイントアニメーションを放棄してしまう階層がある。
スクリプト関連
●tclのselect_by_ordinal integerが機能しない。
●number of threadsとover samplingで、値を取得するといつも同じ値が返ってくる。
●tclコマンドのdisclose_all, undisclose_allが効かない。
●スクリプトコマンド"texture" にて、表面材質のテクスチャーの種類の取得ができない。
●tclコマンドのdisclose_all, undisclose_allが効かない。
Plugin SDK関連
●renderinglightclass.hのget_brightness()の返却値が「負」になる場合がある。
●sequence_changed関数内でset_sequence_valueを呼ぶとエラーが発生。
●set_skip_jointの引数が負の場合および交差方向の線形状にスキップジョイントが設定されている状態でset_skip_jointが呼ばれた場合に(例外が投げられて)エラーメッセージが表示される。
●スキップジョイントが設定された線形状の座標値にプラグインからアクセスした場合、ジョイントを無視しない座標を得る。
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