Shade Professional R4 for WindowsのREV.15cまでの変更点をお知らせします。
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以下はShade Professional R4 for Windowsにおいて、REV.15以降、REV.15cまでに変更された仕様です。
レンダリング関連
●レンダリング速度の向上。
ラジオシティ関連
●ラジオシティ計算時、ctrlキーを押す事で、現在ブラウザで選択されている形状またはパートのみのラジオシティ計算が行われる。
●ラジオシティ計算ウインドウに「中断」ボタンを追加。ラジオシティ計算を即座に中止した場合に使用する。ただし「再開」はできない仕様。
●背景の明るさがラジオシティの「自動露出」に連動するように修正。
コントローラ関連
●各種光源の明るさ設定をlxあるいはlumenで設定できるようにチェックボックスを追加。
●色補正ウインドウに「彩度を変えない」チェックボックスを追加。
●表面材質ウインドウに基本色スライダを追加。
●図形メニューに数値入力アイテムを追加し、カラーアイテムを移動。
スクリプト関連
Plugin SDK関連
●scene_interface::check_handle関数を追加。
●part_class::disclose_all, undisclose_all関数を追加。
REV.15以降に追加された関数の詳細については、Plugin SDK Class Referenceをご参照ください。
その他
●DXFなど、ファイルタイプがTEXTのファイルフォーマットをインポートする時にプレビュー表示はオフにするように変更。
以下はShade Professional R4 for Windowsにおいて、REV.15以降、REV.15cまでに修正されたバグです。
レンダリング関連
●アニメーション設定ダイアログで、本来、「現在の視野」では使用できない行数フィールドがアクティブになっている。
●面になっていない形状(2点や開いた線形状)を面光源としてレンダリングするとエラーダイアログが表示される。
●四角形の掃引体にトリムをラップマッピングしてのレンダリング結果が不正。
●面光源に色(基本色)が設定されている場合に、通常のレンダリングを行ったときに、面光源の色が反映されない。
●SkyLightのパラメータをあげるとフォグのパラメータが過敏になる。フォグがradiosityの自動露出調節に連動するように修正。
●色補正のかかったファイルをレンダリングサーバーを使ってレンダリングすると不正になる。
●面光源が変換のかかったパートに含まれている場合、明るさが不正になる。
モデリング関連
●ファイルをロック形式で書き出すと読み込む場合にエラーが発生する場合がある。
●自由曲面パートに変換がかかっている場合、場合によってはポイントにスムースをかけると不正なハンドルが作成される。
●サイズがゼロのカスタム属性を持つ形状データを保存またはロック形状としてエクスポートしようとした場合に挙動不審になる場合がある。
●マッピング範囲設定ダイアログ内で数値ボックスが機能していない。
●DXFのARCエンティティで終了角より開始角が大きいとインポートした場合の結果が不正になる。
●自由曲面パートにスムースを適用し、その中の線形状をモディファイモードにした後に操作の取り消しを行うとエラーが発生する。
●自由曲面が切り換えられた状態で、DXFのベジェフォーマットでエクスポートすると、U方向のポイント並びが逆転してしまう。
●自由曲面の切り換えの取り消しを行うと、スキップジョイントの設定も同時に取り消される。
●図形メニューに「数値入力」がない。
●自由曲面の線形状にポイントを追加し、取り消しを行なうと、コントロールポイントの表示が残ったままになる。
●スキップジョイントのかかった自由曲面の線形状にスムーズまたはアイロンをかけると結果が不正になる。
コントローラ関連
●モーションセッティングダイアログのジョイント選択ボックスのモーション表示ボタンが機能しない。
●形状の上位階層のパートを閉じ、アクティブボタンを操作してもパートが開かない。
●ガンマ補正を効かせたファイルを読み込むと、「彩度を変えない」のチェックボックスがオンの状態で開かれる。
クイックレンダリング関連
●ポリゴンメッシュの角の丸めとスムースの組み合わせでQuickDraw 3Dでクイックレンダリングをオン/オフを行うとフリーズする場合がある。
ラジオシティ関連
●ラジオシティ計算中に、プログラムの終了を行うとエラーが発生する。
●ラジオシティ計算直後(形状を変えずに)レンダリングした場合、非対応のアラートがでる場合がある。
●隣あう2頂点が他の頂点に比べて非常に近寄っている4角形を何個かXrpに送ると、XrpRadiosity_InitializeProcessまたはXrpRadiosity_GetReproductionReferenceEnergy内でメモリアクセス違反エラーになる場合がある。
●ポリゴン分割により、非常に細い三角形ができる形状の場合に、ラジオシティレンダリングを行うとnot up to dataエラーとなる。
●ブラウザ内でマッピングを施した形状の名称に「#」を付けて、ラジオシティ計算から省き、ラジオシティレンダリング時には「#」を除いてレンダリングした場合、その形状の部分が黒塗りになってしまう。
●クリップボードに542k以上のイメージがある場合に、ラジオシティ計算時にエラーコードが表示される。アプリケーションヒープに余裕がないのが原因のために、最初に2MBの割り当てを行うように修正。
●ラジオシティとレイトレーシングレンダリングの組み合わせにおいて背景の明るさが不正。
プラグイン関連
●TextEffectorプラグインで、処理に時間がかかる場合に「サポートされていない操作を実行しました」とアラートが表示される場合がある。
●古いメタシリンダーをディスク形式に変換したとき、掃引方向を間違える場合がある。
●メタメッシュで図面の拡大率を変更した場合、メタメッシュ解像度の設定をすると正しい解像度で表示されない。
●メタポリゴンを八面体の一点をひっぱって伸ばして、一方向を拡大した時、メタメッシュが崩れてしまう場合がある。
●メタキューブを回転ジョイントにより回転させるとオブジェクトが消えてしまう。
アニメーション関連
●メタメッシュのあるネスト構成のアニメーション作成でジョイントアニメーションを放棄してしまう階層がある。
スクリプト関連
●tclコマンドのdisclose_all, undisclose_allが効かない。
Plugin SDK関連
●スキップジョイントが設定された線形状の座標値にプラグインからアクセスした場合、ジョイントを無視しない座標を得る。
●set_skip_jointの引数が負の場合および交差方向の線形状にスキップジョイントが設定されている状態でset_skip_jointが呼ばれた場合に(例外が投げられて)エラーメッセージが表示される。
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