Shade R4およびmyShade 2シリーズ製品REV.15iでの変更点
Macintosh版およびWindows版のShade R4およびmyShade 2シリーズ製品の、REV.15g以降、REV.15iまでの変更点をお知らせします。
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■仕様変更
以下はMacintosh版およびWindows版のShade R4およびmyShade 2シリーズ製品において、REV.15g以降、REV.15iまでに変更される仕様です。
製品名変更
- Macintosh版myShade 2の製品名およびプログラム名を「iShade 2」に変更。
機能追加
- Shade Personal R4, Shade Debut R4, iShade 2, myShade 2, Shade Stand-alone Renderer R4の各製品にラジオシティ機能を標準搭載。
- Shade Professional R4, Shade Personal R4, Shade Debut R4, iShade 2, myShade 2の各製品に手描きモデリングシステム「MagicalSketch(マジカルスケッチ)」を標準搭載。
■バグフィックス内容
以下はMacintosh版およびWindows版のShade R4およびmyShade 2シリーズ製品において、REV.15g以降、REV.15iまでに修正されるバグです。
モデリング関連
- 図形ウインドウのドラッグ認識遅延が正しく動作せず、線形状を作成時にクリックした時点で接線ハンドルが作成されてしまう。Macintosh版デュアルCPUマシン上でのみ発生。
- 角の丸めを設定したポリゴンメッシュが多数ある状況で、メモリ消費量が2倍近くにまで増加する場合がある。このバグを修正することで、空間分割や、レンダリング終了後のメモリ開放にかかる時間が改善される。
- DXFインポートにおいて、BLOCKのbase pointの符号を逆に解釈しているため、これがゼロでないファイルをインポートしようとすると、形状の配置が不正になる。
コントローラ関連
- ブラウザ内で選択されている形状/パートをシングルクリックするだけで名前入力ダイアログが表示されてしまう。Windows版でのみ発生。
- 日本語表示時、ブラウザコンテクストメニューに「カスタム情報」が無い。
レンダリング関連
- マルチCPUマシンでレイトレーシングすると、空間分割終了後の経過時間の表示が不正。Macintosh版でのみ発生。
- デュアルCPUマシンとMacOS 9.1の組み合わせで、マルチスレッドレイトレーシングを行うとフリーズする。Macintosh版でのみ発生。
スクリプト関連 (Shade Professional、Personalのみ)
- 新規形状ファイルを開いた時点などundoバッファが空の場合に、スクリプトコマンドのplace_xxx系コマンドを実行すると、クラッシュすることがある。
PluginSDK関連 (Shade Professional、Personalのみ)
- レンダラープラグインからpolymesh_faceを呼び出した場合、法線ベクトルが補間されていない。
- rendering_interface::end_rendering()が呼ばれるタイミングが不正。
- accespts_shapeでfalseを返すresident attribute pluginの名前が、ブラウザ内のコンテクストメニューに表示されてしまう。Windows版でのみ発生。
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