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Shade 10.5/Shade ドリームハウス 記者発表会レポート

2009年1月23日(金)に、「Shade 10.5」および「Shade ドリームハウス」の記者発表会が開かれました。会場は東京都港区にある近未来的なデザインのTEPIA。Shadeシリーズ待望の新作発表に、多くの人が詰めかけて会場は熱気にあふれました。その熱い発表会の様子をご紹介します。

IKEDA氏のムービーで来場者の心がわしづかみに

この日のためにShadeアーティストIKEDA氏が作成したプロモーションムービーが会場に流れると、来場者は一気にIKEDAワールドへ引き込まれていました。
ムービーからは、今ある良いものは残しながらさらなる高みを目指す、変革へのメッセージが伝わってきます。新たなShadeシリーズにどのような「CHANGE」があるのか、会場の期待も大きくふくらみました。

Shade 10.5はここがスゴい!

イーフロンティアの3DCGエバンジェリスト 藤井が、Shade 10.5の新機能を、実際にデモンストレーションしながら解説しました。その中でも目を引いたのは、マルチパスレンダリングの説明。
Shadeでレンダリングして書き出したデータをPhotoshop上で重ね合わせて、影のレイヤーだけ濃淡を変更したり、色を変更したり。設定を変えて再レンダリングしなくてもレンダリング画像を編集できる便利な機能と、見事なShadeとPhotoshopの連携に、会場内からは「これは便利」とつぶやきが出るほどでした。
その他にも、Shadeの操作性を大幅に改善する新機能の解説の後、バージョンアップポリシーについての説明が行われました。

Shade 11からは、2バージョン前のShade 9からしかバージョンアップできなくなるが、古いバージョンのShadeユーザーの皆さんにもまだまだShadeの最新版を使ってもらいたい――。

今回のバージョンアップはShade 11と呼んでもいい内容ながら、あえてShade 10.5として発売することにした思いを、藤井はこう語りました。

Shade 10.5発表

Shade 10.5の製品紹介を見る>>

Shade ドリームハウスはこんなに簡単!

次に登場したのは、イーフロンティア製品企画部の廣嶋。新製品Shade ドリームハウスは「ただ3Dで家をデザインするだけじゃない、マイホームという夢とか憧れを形にするソフト」と熱弁をふるいました。
Shade ドリームハウスは、Shade Home Designの後継バージョン。Shadeとの連携を強化しましたが、前バージョンから好評だった簡単操作/高品質はそのまま。慣れれば5分で夢のマイホームのイメージを作ることが可能と、廣嶋は簡単操作を実際にデモンストレーションしながら語りました。
Windows版のみ発売予定のShade ドリームハウス。質疑応答では、Mac雑誌の女性記者から「ぜひMac版も出してください!」と強い要望があり、廣嶋は「多くのユーザーからの要望もあるので検討したいと思います」と答えていました。

Shade ドリームハウス発表

Shade ドリームハウスの製品紹介を見る>>

驚きのペイント機能! Piranesiに会場の視線が釘付け

Shadeとの連携アプリケーションとして紹介されたのが、Piranesi 5。3Dで作られたデータを読み込んで、手描き風の温かみのあるペイントを施すことのできるソフトです。
株式会社インフォマティクスの金野氏が、手動で自分の思い通りに仕上げる機能のほかに、自動で手書き風に仕上げる機能を紹介。そのスピードと仕上がりの美しさに、来場者の視線は釘付けになりました。

インフォマティクス Piranesi

バーチャルワールドBlue Mars速報!

米Avatar Reality社の橋本氏は、同社が開発中の高品位バーチャルワールドBlue MarsとShadeの連携について語りました。
Shade 10.5から立体形状をCOLLADAフォーマットに書き出せるようになりましたが、Blue Mars側でもCOLLADAフォーマットの読み込みに対応する予定です。
橋本氏は2009年6月にはBlue Marsのオープンβテストが実施される見通しと表明。同時期に3Dアートのコンテストを実施して、優勝者には10,000ドルの賞金を出す予定であることも、合わせて明かされました。

Avatar Reality Blue Mars

NVIDIAのグラフィックボードとShadeは好相性

エヌビディア・ジャパンの仕田原氏は、同社のグラフィックボードQuadroシリーズへのShadeの対応について解説しました。Quadroを使うことで作業効率が上がり、よりクリエイティブなことに時間を使えるようになると、作品のクオリティ向上する……そう語った仕田原氏の言葉に、会場内ではうなずく人の姿も多くありました。

NVIDIA Quadro

※Shade10.5で検証済みのQuadroシリーズの製品情報はこちら

来場者へのおみやげは……Shade!?

新杵堂 ロールケーキ

大盛況のうちに幕を閉じた発表会。来場者には、帰りがけにおみやげが手渡されました。
おみやげの中身は、新杵堂のクリームたっぷりのロールケーキ。その表面には、なんとShadeの刻印が。冷たくて、ふわふわで、とてもおいしいケーキでした。

Shadeは「CHANGE」して食べられるようになりました……というわけにはいきませんが、変革に向かって突き進むShadeを、これからもどうぞよろしくお願いします。

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