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Shade 10.5/Shade 10 技術・サポート情報

Shade 10シリーズ用 10.0.3アップデータでの変更点

Windows版およびMac OS X版の10.0.3アップデータでの機能追加、仕様変更、不具合修正の概要をお知らせします。
(2008年07月24日公開)

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不具合修正および改善

操作性関連

  • 形状編集モードでのモーションポイントの移動操作が正しく取り消し・再実行できない問題を修正しました。
  • グリッドスナップがオンのときに、移動・複製ツールの中心点がグリッド上に設定できない場合がある問題を修正しました。
  • 自由曲面の交差方向の線形状がバウンディングボックスに含まれない問題を修正しました。
  • ブラウザの「ロック」属性をオンにした形状において、形状編集モードでアクティブな頂点、稜線、面が編集対象となってしまう問題を修正しました。

モデリング関連

  • 閉じた線形状の掃引体をポリゴンメッシュに変換するとき、曲面の分割をカスタムにすると「分割数(交差方向)」の値が正しく反映されない問題を修正しました。
  • 原点から遠く離れた座標において、「ポリゴンメッシュに変換」、「頂点マージ」の結果が不正になる場合がある問題を修正しました。
  • 「ポリゴンメッシュに変換」、「頂点マージ」による近傍頂点の結合の精度を改善しました。
  • ポリゴンメッシュに対して、Modifyの「一点に収束」が正しく取り消しできない問題を修正しました。
  • 選択モードが面、稜線のときにModifyの「一点に収束」が動作しない問題を修正しました。
  • 角度制限を設定した線形状の回転体や円が、自由曲面に正しく変換されない問題を修正しました。
  • 底面図、左面図、背面図において、X(Windows)またはcommand(Mac OS X)キー+スペース+ドラッグによる範囲拡大表示が動作しない問題を修正しました。
  • スキンウインドウでの各操作、設定が取り消し・再実行できない問題を修正しました。

UV編集関連

  • UVビューの描画速度を改善しました。
  • UVビューにおいて、リンク形状の頂点が表示される問題を修正しました。
  • UVビューにおいて、X(Windows)またはcommand(Mac OS X)キー+スペース+ドラッグによる範囲拡大表示が動作しない問題を修正しました。
  • UVビューにおいて、グリッドスナップがオフのときに移動編集が3ピクセル単位で行われる問題を修正しました。
  • UVビューにおいて、ブラウザの「ロック」属性の設定が表示に正しく反映されない問題を修正しました。

レンダリング関連

  • スキン設定をした自由曲面のリンクがレンダリングされない問題を修正しました。
  • 高解像度でのレンダリングを行っているときに、Shadeの各UIの動作レスポンスが悪化する問題を修正しました。(Mac OS X環境のみ)

アニメーション関連

  • アニメーションの保存形式として、Flash、またはPhotoshopを選択するとクラッシュする問題を修正しました。
  • アニメーションの保存形式として、Photoshopを選択したときに「グレースケール化したZ値を保存」が有効にならない問題を修正しました。

ShadeGrid関連

  • 「サーバのみでレンダリング」、「アンチエリアシング」が共にオンのとき、レンダリング結果が縦横1ピクセル大きくなる問題を修正しました。
  • 「サーバのみでレンダリング」、「アンチエリアシング」が共にオンのとき、アニメーションレンダリングで保存されたAVIファイルが斜め方向に歪む問題を修正しました。(Windows環境のみ)

トゥーンレンダリング関連(Professional、Standard)

  • トゥーンレンダラオプションダイアログでデフォルト設定の[フォトリアル(エッジ付き)]以降を正しく読み込むことができない問題を修正しました。
  • トゥーン設定ダイアログでカスタムの削除が正しく動作しない問題を修正しました。

ヘアーサロン関連(Professional、Standard)

  • 複数のテクスチャを作成した時に、後で作成したヘアを適用した部分が白くなる問題を修正しました。
  • テクスチャリストの表示が不正になる問題を修正しました。

ファイル読み込み/保存関連

  • 存在しない外部参照イメージを持ったシーンファイルを開くとクラッシュする場合がある問題を修正しました。
  • サイズの大きなイメージの読み込み速度を改善しました。
  • HDR、pfm、raw形式の画像ファイルが正しく保存されない問題を修正しました。(Windows環境のみ)
  • 「名前を付けて保存」で別のフォルダにファイルを保存すると、外部ファイルの参照先が不正になる問題を修正しました。(Mac OS X環境のみ)

インポート/エクスポート関連

  • 3DSエクスポートにおいて、オブジェクトが多数存在するシーンにおいて、 テクスチャの適用対象が正しくない場合がある問題を修正しました。
  • WavefrontOBJエクスポートにおいて、マテリアルファイルが正しく保存されない問題を修正しました。(Windows環境のみ)

表示/OpenGL関連

  • 「OpenGLアクセラレータ使用」がオフのとき、UVビューにおいて、選択されている面、稜線の表示が正しくない問題を修正しました。(Windows環境のみ)
  • ATI Radeonシリーズにおいて、環境設定の「glDrawElements(OpenGL 1.0互換)を使用する」がオフのときに、UVビューの表示が不正になる問題を修正しました。(Windows環境のみ)
    • これまで問題が発生していた環境についても、このオプションをオフとすることが推奨となります。

プラグイン関連

  • DepthPlus、FogPlusにおいて、レンダリング設定のエフェクタに設定した場合に、レンダリング時のエフェクト処理が中断できない問題を修正しました。(Professional)
  • エイムコンストレインツを使用したシーンにおいて、ジョイント操作時にクラッシュする場合がある問題を修正しました。(Professional、Standard)

開発者関連

  • Shade widgetからPythonスクリプトを渡すときに、改行コードが「CR+LF」の場合にスクリプトが実行されない問題を修正しました。
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