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Shade 8.5シリーズのよくあるご質問(FAQ

モデリング

「記憶/掃引」をおこなうと、意図しない形に形状が掃引されてしまいます。

「記憶/掃引」の機能は記憶する線形状(軌跡線)の始点を基準にして、掃引をおこないます。

そのため、記憶する線形状の始点の位置に、掃引する線形状が直角に正しく配置されている必要があります。

それでは、「記憶/掃引」の操作をおこなってみましょう。

記憶する線形状の始点の位置と、掃引する線形状の位置がずれていたり、直角に配置されていないと、正しく掃引がおこなわれない場合があります。

複数のポリゴンメッシュを一つのポリゴンメッシュにまとめるには

複数のポリゴンメッシュを一つのポリゴンメッシュにまとめるには、以下の手順で操作を行ってください。

1.ツールボックスの[part]ツールから[パート]を選択し、新規パートを作成します。

2.そのパートの中に、一つにまとめたい複数のポリゴンメッシュを移動します。

3.そのパートを選択して、ツールボックスの[convert]ツールをクリックすると、複数のポリゴンメッシュが一つのポリゴンメッシュになります。

なお、ポリゴンメッシュを一つにまとめると、表面材質が初期化されます。

操作の前に設定をご確認ください。

長方形に対して線形状を「記憶/掃引」させると、形が崩れてしまいます。

「記憶/掃引」をおこなう場合、「掃引」する線形状は「記憶」する線形状の始点に垂直に配置する必要がありますが、長方形を「記憶」する場合、長方形を作成したままの状態では長方形の角にしかコントロールポイントがないため、「掃引」する線形状の配置が難しくなります。

この配置のずれのために、「記憶/掃引」を実行したときに形が崩れてしまう場合があります。

このような場合には、長方形の角ではない部分に新しくコントロールポイントを作成し、そのコントロールポイントを始点に変更して、「記憶/掃引」操作をおこなうことで、形状を配置する際の手間や、「記憶/掃引」を実行したときの形の崩れを回避できます。

2つの開いた線形状をつなぐにはどうすればよいですか?

ツールボックスの「記憶」ボタン、「追加」ボタンを使用することにより、記憶した線形状の始点のコントロールポイントと追加する線形状の終点のコントロールポイントを繋げて、1つの線形状にすることができます。

線形状のコントロールポイント順番によっては、意図しない形になる場合があるので、あらかじめ、線形状の始点あるいは終点を入れ替えて調整をおこなってから、実行するようにしてください。

鏡面コピーの方法を教えてください

コントロールバーで、「グリッド」、「スナップ」をオンにします。

※Shade R4シリーズ以前の場合は、「図形コントローラ」で「グリッド」と「スナップ」をオンにしてください。

鏡面コピーをおこないたい形状を選択して、「COPY」ツールから「拡大縮小」を選択します。

最初に形状の対称軸上をクリックし、形状側に1グリッドの位置でマウスボタンをプレスします。次に、対称側に1グリッドの位置でマウスボタンをリリースしてください。

数値入力を行う場合 鏡面コピーしたい形状を選択した状態で、「COPY」ツールから「数値入力」を選択し、形状の対称軸上をクリックします。

クリックすると、「トランスフォーメーション」ダイアログボックスが表示されますので、「拡大縮小」の対称軸となる座標に「-1」と入力し、OKボタンを押して実行することで、鏡面コピーをおこなうことができます。

長方形などの体積のない形状でブーリアンレンダリングを設定して、レンダリングをおこなうと、正常にブーリアンレンダリングの設定が反映されません。

ブーリアンレンダリングは体積のある形状にしか反映されない仕様となっております。

ご了承ください。

メタボールや、メタキューブ等のメタ形状を作成すると、処理に非常に時間がかかってしまいます。

メタメッシュの設定の「メタメッシュの解像度」の項目が非常に細かい設定になっていることが考えられます。この設定値は直前に入力した値が保持されるため、細かな値を入力していた場合、変更されていなければ新しく作成されるメタ形状にも設定が適用されます。

「特別」メニューの「カスタム情報」より「メタメッシュの設定」を選択すると、「メタメッシュの設定ダイアログボックス」が表示されますので、この中の「メタメッシュの解像度」の項目を確認してください。

「メタメッシュの解像度」は、メタメッシュ形状の面の細かさのことで、数値を入力することで生成されるメタメッシュを分割する幅をShade上の単位で指定することができます。

より小さな値を入力するとメタメッシュをより繊細な面で生成することができますが、分割数が多くなるために、生成にかかる時間は長くなり、生成されたメタメッシュ形状のサイズも大きくなります。そのため作成したときの描画に時間がかかることもあります。

「メタメッシュの解像度」が細かな設定(小さな値)になっている場合は、値を変更し、お試しください。

「create」ツールで「円」を描いたのですが、面光源として設定することができません。

面光源は「閉じた線形状」にのみ適用することができます。

そのため、入力した「円」を「閉じた線形状」に変換することで、面光源として設定することが可能となります。

まず、ブラウザで入力した「円」を選択し、「convert」ツールより線形状に変換してください。

ブラウザ内の形状の名称が「円」から「閉じた線形状」に変更されます。

この状態で、形状情報ウインドウで面光源の各種設定ができます。

閉じた線形状にラップマッピングを適用しても、レンダリングするとテクスチャが表示されません。

ラップマッピングをおこなうことが可能な閉じた線形状は、接線ハンドルを持たない4つのコントロールポイントから構成される閉じた線形状です。その他の閉じた線形状にはラップマッピングを適用することができません。

「Adobe Illustrator」等で作成したEPSファイルをインポートした場合は、コントロールポイントが重なって存在することがありますので注意してください。

4つ以上のコントロールポイントから構成される閉じた線形状に対してラップマッピングをおこないたい場合は、閉じた線形状を自由曲面に変換することで可能となります。

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