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イベントレポート
「Digital Artists Contest 2011」大垣市情報工房・展示レポート
(掲載日:11.03.24)
大垣市後援の「Digital Artists Contest 2011」。受賞作品が決まり、2011年3月19日(土)~2011年4月10日(日)に、大垣市情報工房で優秀作品の展示が行われています。展示のほかにも、3月19日(土)には園田浩二のShade体験セミナー「3DCGの世界へようこそ!」も行われました。にぎやかな会場の様子をレポートします。
(レポート:イーフロンティア文芸部 たきざわ)
今年は「新旧の融合」をテーマに作品を募集。厳正な審査の結果、受賞作品を決定いたしました。
その結果を受けて、岐阜県大垣市にある大垣市情報工房の1F「情報工房ギャラリー」では、今年の受賞作品をはじめ、過去3回の優秀作品を展示しました。
展示の設営中から作品に見入って設営スタッフに質問する人が現れるなど、レベルの高い3DCG作品は多くの人の強い興味をひいていました。情報工房によると、展示期間中の来館者は3,000人の見込みとのこと。多くの人に鑑賞してもらえそうです。
作品展示のほかでは、株式会社東芝の協力による、グラスレス3Dレグザ(20GL1)の体験コーナーが目をひきます。Shadeクリエーター・IKEDAが作った「Corruption Garden 3DPV」の立体視版動画が裸眼3Dテレビで鑑賞できます。実際に体験した人からは、テレビの前で「見えた見えた! 奥行きがすごい!」と歓声が上がっていました。
そのほかにも、3Dデジカメやartist side、Shadeなどの体験コーナーを併設し、大垣市のみなさんが立体視機器からコンテンツ制作環境、制作物の発表環境まで、さまざまな技術を体験できる場所になっています。
午後から行われた園田浩二のShade体験セミナーには、開始30分以上前から人が集まってくるほどの熱気あふれる雰囲気。その熱気にこたえて、園田の「事前トーク」がスタートしました。来場者たちの声を事前に聞き、その日のセミナーでやるべき内容を微調整する園田お得意の熟練テクニックです。
学校でShadeを触ったことがあるという工業高校の生徒さんもいましたが、多くの受講者が完全な初心者だということで、まずはShadeのメニュー構成と三面図の見かたからセミナーを開始。最終的には花びんを作って花を挿し、HDRIを背景に使ってリアルなレンダリングをするまで、説明していきます。時間が不足してすこし駆け足になりましたが、最終的には想像以上にきれいな画像ができあがり、受講者のみなさんも大満足でした。
大垣市に近くにお住まいの方や、期間中に訪問の予定のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください!
大垣市情報工房:http://www.johokobo.com/