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Shade動画コンテスト2011 結果発表
2011年7月まで作品を募集しておりましたShade動画コンテスト。厳正な審査の結果、受賞作品が決定しました。ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました!
最優秀賞
該当作品なし
優秀賞
「ロボット ショートショート」Silverspireさん
ショートショートとしてブラックな中にも笑える部分もあり、楽しめる作品に仕上がっているところを評価しました。
物理シミュレーション等を使っていても、ストーリーの必然としてさりげなく使っていて、また単純な使用例ではないのが秀逸です。例えばダルマ落としの頭がすげ変わる部分など、どうやって作ったんだろうと思わせる工夫が仕込まれており、単純化されたキャラクタが、かえって動きを引き立たせていて、トータルの作品としての画面作りに感心いたしました。
ただ、このクオリティを見ると、この方がもっと凝った設定で、色味があるものを作ったらどうなるのだろうと言う欲が出てしまいます。今の味を消してしまう事になるのかも知れませんが、キャラクタのボディの比率や、他のオブジェクトのデフォルメの仕方を見るに付け、もっともっとと思わせる画面の寂しさが少し残念でした。
次回作では色味があるものを発表して、あっと言わせていただける事を期待しています。
(審査員:園田浩二)
「I Want to come home」Tさん
全体的に最初から最後までストーリーをまとめてて、本当に「ぶふ」って笑ってしましました。途中のかぼちゃクンの表情や飽きた様子、でもレースの途中なので帰れないといういろいろな事情が垣間見えて、まさに「笑える動画」でしたw
まだまだ表現を向上させる余地はたくさんありますので、もっと作りこんでいけば高いクオリティの動画になると思います。今のままだと、テクスチャの表現(リアルなのかアニメっぽい表現なのか)などがまだ決まっておらず、素の状態になっています。そういった部分も含めて、技術や知識が身につけることで、動き、表情、世界観などはより効果的に視聴者に伝えられるようになると思います。
今後に期待しています。
(審査員:IKEDA)
以上2作品が受賞されました。Silverspireさん、Tさん、おめでとうございます。
今回は、残念ながら最優秀賞は該当なしとなりました。ですが、ぜひ作品をブラッシュアップして、3DCG AWARDS 2011にも応募してみてください。挑戦、お待ちしています!