この作成したカードに表面材質を設定していきます。

投影ポップアップメニューからYを選択します。

イメージ編集ポップアップメニューから読み込みを選択して、トランプの裏の画像を貼り付けます。

イメージをトランプのサイズに合わせましょう。

まず、上面図からカードの左下の角の部分をWindowsはctrlキー、Mac OS Xはoptionキーを押しながらクリックします。

サイズスライダを左右に動かしながらカードとサイズをあわせます。

試しにレンダリングしてみましょう。

マッピングがカードにあっていますね。

さて、ここからがポイントです。

トランプのカードを何枚も作成して、位置も方向もばらばらに作成してみましょう。

「part」ツールから「パート」を選択します。作成したカードをパートの中に入れます。

パートごと選択した状態で「copy」ツールから「リンク」を選択します。
上面図からドラッグしてリンク形状を移動させます。

あとは同じようにリンク形状を作成して、それぞれ回転させて向きをかえます。

このままリンク形状になっていると、カード1枚だけマッピングを違うものに変えることができませんね。

そこで、リンク形状を元のパートの中にある閉じた線形状に変換しましょう。
変換したいカードを選択した状態で「convert」ツールから「リンク形状を実体化」を選択します。

これでカードが元の状態に変換されました。試しに閉じた線形状のマッピングを変えてみましょう。（図8）

今回のポイントはマッピングの情報をパートに入れた状態でリンク形状に複製したところです。

マッピングを回転させる情報はリンク形状が入っているパートが持っています。
カードをパートに入れずにリンク形状として複製すると、カードを回転させてもマッピングの情報は複製元のカードの情報を保持しているので、マッピングは回転しません。
パートにいれてリンク形状として複製し、パートごと回転させることで、マッピングに回転する情報を与えることができちゃうのです。

皆さんも、ぜひ試してみてくださいね。