第3回 ヘアーサロン
本当に毛が生える?
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新機能「ファー」で、1本1本の毛を生やします。
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従来の短冊形ヘアーも、好みに応じて使えます。 |
グミ:Shade 10の楽しい機能、他に…
コチョウ:そりゃあもう、「ヘアーサロン」でしょう。
グミ:また開発のコチョウさん。どこから出てくるんですか。
コチョウ:これはもう○○○○や○○○をしのいでますね。
グミ:げっ、それは、コチョウさん! コウチョウさん?
ティーヨ:どこか行っちゃいましたよ。
エンディ:ヘアーサロンは、Shade 9からStandard以上のグレードに実装されている髪の毛作成ツールです。これも今回大きく変わりました。
ティーヨ:Shade 9のヘアーサロンは、ガイドとなる短冊形状に髪のイメージをマッピングすることで、髪を表現していたんですね。ガイドは自動生成されて編集も簡単にできるので、とても扱いやすい機能だったんですが、ヘアのリアルさや自由なスタイリングという意味では、限界がありました。
エンディ:そうですね、所詮、短冊ですから角度によっては髪の毛に見えなかったり、衝突判定がないので髪が頭や顔にめり込んでしまったり。短い髪は苦手でしたね。長い髪でも、元が板だと思うせいか、なんだかぱさぱさしているような気がして。
ティーヨ:Shade 10のヘアーサロンでは、新しく実装されたファーレンダリング機能を使って、実際に1本1本の髪の毛を生成します。強化されたスタイリングツールを使って、ヘアアレンジも自在です。
グミ:お蝶夫人やネリー・オルソンも可能ですか。
ティーヨ:楽勝です(二人目は知らない)。リーゼントもトサカもモヒカンもチンギス・ハンも朝青龍もオッケイですよ。直接ペイントができるので部分染めもできるんです。伸ばして、カットして、セットする、文字通りヘアーサロンです。
揺れる髪も
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反射、グローバルイルミネーションに対応。
3Dペイントでカラーリングも。 |
エンディ:スタイリングといえば、衝突判定や重力判定を備えたのは大きいですよね。
ティーヨ:はい、当然といえば当然ですが、髪の毛同士や髪と顔が互いに食い込む心配が無くなり、スタイリングが気軽にできるようになりました。動きに合わせて髪が揺れるようなアニメーションの作成も容易になります。
グミ:人物を中心に作成する人は、これだけでも、バージョンアップする理由になりますね。
ティーヨ:人の髪だけでなく、動物や草など利用できる範囲は広いですよ。ファー機能は、Shadeの各レンダリング手法に対応してるので、反射やグローバルイルミネーションも反映します。新しいヘアーサロンは本当に多くのポテンシャルを秘めています。
グミ:そうですか、コチョウさんの言葉もまんざらでないですね。
エンディ:そうだ、ティーヨさん。さっきの全部(※)作ってみせてくださいよ。
ティーヨ:え?
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