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Shade



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導入レポート

最先端の施設で、子供たちが3Dを学ぶ。
両極端の立場のニーズを満たしたのがShadeでした。

埼玉県本庄市早稲田大学本庄キャンパスの敷地内にある本庄情報通信研究開発支援センターは、映像系ネットワークアプリケーション分野の研究開発を支援することを目的として、平成13年5月に設立されました。
本庄情報通信研究開発支援センター利用促進協議会では地域振興事業として、毎年夏休みと冬休みに親子CG制作教室を開催しています。
今回、講師をご担当された赤岩俊哉先生に、先進の映像研究施設で、なぜShadeがCG制作教室のアプリケーションとして選ばれたのかをお伺いしました。

家庭でも求めやすい価格で3DCGの基礎知識を学べることが大きなメリットですね。

本庄情報通信研究開発支援センター


教室の様子


ちょっとインタビュー

この施設にはプロの3Dクリエイターの方たちが使うアプリケーションがほとんど揃っています。そこに新たにShade 6 spiritの導入を施設側にお願いしました。
その理由は、導入コストが低価格であること。教室の参加したお子さんたちが3DCGに興味を抱き、さて自分でも始めてみようとしたときに、数十万円するプロ用ソフトの価格では、とても購入できません。
一万円を切る価格(myShade 6の場合)で、3Dの基礎知識や概念を学ぶことができ、保護者の方にも負担をかけずにスタートできます。
たしかにフリーウェアなどの3Dソフトもありますが、独特のインターフェースを持ったものが多く、「3Dの全般的な概念を身に付ける」ことは難しいかもしれません。求めやすい価格で基本的環境がそろっていることは大きなメリットですね。(赤岩俊哉先生)

テキストに頼らず、まずさわる。
粘土なら子供は教わるより早く勝手につくります。

子供たちに粘土を与えれば、まず手でコネ始めます。何かのカタチをつくるより、まずさわるんです。音楽だって、ドレミを音符で学習させるよりも、まず楽器を与える。
ソフトも本来はそうできるインターフェースを持つのが当然なのですが、最近の3Dソフトはどこをさわればいいのかわからないくらい複雑な画面を呈していますよね。Shadeはそっけないくらいに何もない。だから子供たちは「つくる」行為に集中できるんです。
さらに、手元にテキストがあったりメモや筆記が必要だったら、「書く」行為に集中してしまい、肝心の(パソコンに向かって)創造する作業が少なくなってしまいます。だからなるべくテキストは使わないようにしています。コツがわかって、つくることの面白さを感じ始めたら、子供たちはもう勝手に進んで、テキストなんかあってもほとんど目もくれないんです。
ただ、つくりはじめのきっかけとなる題材には身近にあるものを選んでいます。普段よく見ている身近なものが題材であれば、3方向からの見え方がイメージしやすくなるという理由からです。でも、できあがりは10人いれば10種類。それもまた表計算などのパソコン教室にはない面白さですね。あちらは全員が同じ答えにならなければいけないのですから。
実際に3時間弱の授業内で、はじめてCGに取り組むお子さんでも、このような作品(下)ができるようになります。

埼玉県立本庄南小学校 5年生 山浦真智子さんの作品

多角度から物事を判断できる目と考え方を養成するのには3Dが適していると思います。

3Dでモノをつくるということは、つねに頭の中に「ちがう角度から観察する目」を持つことです。正面から長方形を書きつつ、頭のてっぺんからは円を書く。すると茶筒になる。正面で三角、真上から四角を描けばそれはピラミッドです。つねに一つの図形を書きながらもちがう図形をちがう角度から書かねばならなのが3Dなのです。3Dの学習で「対象物をさまざまな角度から理解する気持ちを持つこと」ができれば、と考えています。
ちょっとえらそうに聞こえるかもしれませんが、戦争やケンカは、相手を「あいつはイヤなやつだ」と一面だけで捉える時に起こりますよね。ものごとの一面だけしか見ることができない人が、カベに突き当たると落ち込んだり、キレたりするんです。
子供たちに単にパソコンの使い方を教えるのではなく、マルチな目と考え方を持つための一助となれば、と考えて3Dを教えたいと考えています。(同、赤岩先生)

Q:今日は楽しかったですか?
A:とても楽しかった!
Q:難しくなかった?
A:授業の最初の頃、ロボットを作った時は少し難しかったけど、その後の果物や机を作った時は面白かった。
Q:今後何を作ってみたい?
A:ディズニーのキャラクターを作って、動かしてみたい!

以上、山浦真智子さんでした。

本庄情報通信研究開発支援センター利用促進協議会『親子CG制作教室』について

主催:本庄国際リサーチパーク推進協議会
   本庄情報通信研究開発支援センター利用促進協議会
協賛:(財)本庄国際リサーチパーク研究推進機構
   彩の国本庄拠点フィルムコミッション
協力:赤岩事務所 
   アルスコンピュータ専門学校
   本庄情報通信研究開発支援センター
   早稲田大学国際情報通信研究センター

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