第11回 イン・アウト その3
まだまだ Shade Home Design
| 練習中。1つの図面に複数のカメラを配置してそれぞれのアングルでパース画を作成してみました。また、同じアングルで昼と夜の設定をしてみました。 窓を作るのは、窓をマウスで壁に置くだけ。それでついついたくさんに…。
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ムーネミ:ムーネミです。ここからは優秀な開発者の僕が解説します。
グミ:それは、ありがたいです。
ムーネミ:画像の話が出ましたが、おそらくShadeユーザーがびっくりすることは…
エンディ:ええっ!
ムーネミ:まだ話してません。Shade Home Designには、Shadeでいうレンダリング機能(※)がないってことです。
ティーヨ:そうですね。プレビュー表示しかないですよね。
グミ:えっ、でも、ラジオシティ(※)を使ったリアルな絵を見ましたよ。
ムーネミ:ラジオシティでプレビュー表示してるんです。贅沢ざんす。
ヘイ:表示が遅くないですか。
ムーネミ:一度計算すると(※)あとは自動的に絵が更新されます。家の中を歩いたり、家の周りをぐるっと眺めてもスムーズでリアルな表示のままなんです。ファイルを閉じても計算結果は保存されます。
ティーヨ:目的やマシン環境に合わせて何段階か表示品質を選べるんですよ。それに作業時には簡易表示モードにもできます。簡易表示でも十分きれいなんですがね。
グミ:でも、レンダリング機能がなくては、画像を保存できないんじゃないすか。
ティーヨ:それが不思議なことに、画面表示より大きな解像度で画像の保存をしたり、直接印刷したりできるんです。これがまたきれいでなんで。もう、びっくりざんす。
グミ:画面だけでなく紙のプレゼン資料にもばっちりってわけですね。
ムーネミ:ティーヨさん、僕にしゃべらせてよ。
ぜったい Shade Home Design
グミ:うーん、聞けば聞くほど早く使いたくなりますね。あ、ムーネミさんどうぞ。
ムーネミ:えっ。
グミ:Shadeのラジオシティとの違いはなんでしょう?
ムーネミ:壁や屋根などの建物はプログラムが計算して作っているので、シャドウリーク(※)はおこりにくいです。
グミ:Shadeに形状を持ち込んでレンダリングするメリットは?
ティーヨ:シーンの編集をShadeでできるというのもありますが、ラジオシティ以外のレンダリング方法でもっと綺麗に仕上げたいときや、ムービーのレンダリングをしたいときにShadeは必須ですね。それから…。
グミ:ティーヨさん。
ムーネミ:従来の住宅3Dツールは作業がソフト内で完結していて、外部とのデータのやりとりが考えられていないものがほとんどでした。Shade Home Designでは、汎用3DソフトウェアであるShadeとの連携(※)によって住宅3Dツールの活用の幅が大きく広がったと言えます。それになんと言っても、図面に編集を加えながらパースの絵の変化を確認できるというシームレスな操作環境は画期的です。自我自讃です。
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