第18回 バイヤーズガイド その3
まとめ
グミ:今日は、2008年3月4日。いよいよShade 10の発売日も間近かになりました。
エンディ:お別れってことですね。私はこれで。
ヘイ:帰ってどうするんですか。そろそろまとめなきゃってことですよ。
エンディ:これから3Dを始める人や、楽しみで使うなら、断然「Shade 10 Basic」、もう決まりです。
ティーヨ:価格的にも気軽に買えますものね。無理する必要はありませんよ。Basicという名前のとおり、しっかりと基本は全て押さえています。使った人はその機能の豊富さとできあがるイメージの品質にびっくりするはずです。
エンディ:本格的に作品を作りたくなったり仕事で使うのであれば、やっぱり僕は「Shade 10 Standard」をお奨めします。
ティーヨ:そうそう、Standardにしておけば、面白いプラグインが追加されたときに利用できたりしますしね。それに個人でも少し無理して投資した方が、結局のところ頑張って覚えて使えるようになるというものです。
エンディ:仕事で使われる方で、他のソフトや会社との連携作業が必要な場合は、できるだけ「Shade 10 Professional」にしてください。
ティーヨ:まったくです。業務になると連携能力や作業効率が大切になります。Shade Gridの利用や他のハイエンドツールとのデータのやりとり能力でいくとProfessionalは必須です。
ヘイ:エンディさん、めずらしく冴えてますね。
グミ:ええ(急いでたんでしょう)。結局のところ、人それぞれってことですね。
まずは、近くのショップで
グミ:Shadeのグレードの話はよく分かりました。次に他の3Dツールとの違いという点ではどうでしょうか。
ティーヨ:現在のハイエンド3Dソフトのほとんどは映像制作に特化された専用ツールといえます。画面上にも様々な作業場があって、まったく使うことのないインターフェイスが大きな場所を占めていたりします。Shadeは、同じ高機能3Dソフトでも、幅広い3Dデータ、画像、映像制作に活用できるツールとしてどの作業をする場合でも使いやすいシームレスなインターフェイスを持っています。
ヘイ:そうですね。定評のあるインターフェイスにはさらに、マニュピレータやコントロールアイコンなど効率を高めるための多くの改善がなされました。また、仕事で大切な連携という点でも、ShadeHomeDesignのような建築に特化したツールとのやりとりができるのはShade 10だけといえますし、3Dのモデリング構造や線の特徴を持ったままAdobe Illustratorファイルとして出力できるのもShade 10の大きな特徴です。
ティーヨ:セカンドライフをはじめとするバーチャル空間のモデリングツールとしても注目されています。今後は、様々な分野やシステムにおいての標準ツールとしての展開が期待されます。
エンディ:それじゃまずは、Shade 10 Basicを1本、近くのパソコンショップに買いに行きましょうか。
グミ:なんてことが言えるのも、Shade 10ならではですね。
|