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Vue つまみ食い! Shadeユーザーのための連携講座 2

【掲載日:2010年5月14日】

こんにちは、みなさん。今回は、Shadeの形状を「Vue 8」でレンダリングする手法をご紹介します。Vueでは、無限遠な陸地や水面、つまり水平線や地平線のあるシーンも簡単に作成することができます。「Vue 8」で作ったシーンにShadeの形状を読み込んで、太陽をバックにした古代バトルシップの勇姿を作ってみましょう。
※この記事はVue 8 Infiniteを使用して作成しました。

●Shadeでバトルシップを用意する。

まず、Shadeで船の形状を用意します。今回はShadeExplorerではなく、Google3Dギャラリーより、Galleon船のデータをダウンロードしてインポートしました。

Galleon船
図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

読み込んだGalleon船を、3DS形式で書き出します。テクスチャも受け渡しますので、「マテリアル」をオンにして書き出します。Shadeの作業はこれで終了です。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

●Vue8でシーンを作成する

続いて、Vueを起動します。まず大気をプリセット「天国の入り口」で作成します。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

地面は直接生成地形のプリセットから「デフォルト」を選択しました。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

直接生成を行うと表示される、海水面作成に関するダイアログに「はい」すると、海水面が同時に作成されます。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

プレビューで大気と地形を確認します。地形は毎回違ったものが作成されるので、作成された地形が気に入らない場合は、再度直接生成を行いましょう。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

海水面は、作成時点ではレンダリングしないように設定されていますので、チェックを外してレンダリングの対象にするように変更します。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

地形生成時に作成された海水面が、レンダリング対象となり、プレビューで確認することができるようになりました。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

続いて、Shadeから3DS形式で書き出したGalleon船の形状を読み込みます。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

Galleon船がシーンの中心にインポートされました。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

この形状を好みの位置に配置します。形状をクリックすると表示される、マニピュレータ、あるいは数値入力を利用して、メインカメラウインドウを見ながら、喫水線や角度に注意して位置を決めていきます。ここでは、船のサイズも3倍程に拡大しています。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

船の位置が決まったら、次にカメラのピッチを変更します。メインカメラも形状と同様に操作できますので、マニピュレータや数値入力で調節します。ここでは水面から空をやや見上げるアングルに設定しました。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

クイックレンダリングで仕上がりイメージの確認をします

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

イメージを確認したら、最終レンダリング用のレンダリング設定を行います。
今回は1280x720サイズで、HyperVueを使用して複数台マシンによるネットワークレンダリングを行いました。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

レンダリングして、海原のGalleon船の完成です。

図 | Vueつまみ食い!Shadeユーザーのための連携講座

※この記事はVue 8 Infiniteを使用して作成しました。

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