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【掲載日:2010年7月2日】
こんにちは、みなさん。今回は、「Vue 8」のアニメーション機能とメタクラウド機能をご紹介します。「Vue 8」では、厚みのある雲をオブジェクトとして作成することができます。またアニメーションもアニメーションウイザードで簡単に設定できます。Shadeで作成したグライダーを、「Vue 8」に読み込んで、山頂にかかった厚みのある雲の中を滑空するアニメーションを作ってみましょう。
Shadeでグライダーを用意する
滑空させるグライダーを、Shadeで用意します。今回はアニメーション用に軽めの形状になるように、単純な形のグライダーを作成しました。表面材質は全体に基本色白と反射を、コクピットは濃紺と透明度を設定しました。
このシーンに名前をつけて、通常のShadeシーンとして保存しておきます。「Vue 8」で大気と地形を作る
「Vue 8」を起動して、大気プリセットより「自然科学的」内の「デフォルト」を選択します。
続いて地形を作成します。標準地形アイコンから作成した地形をダブルクリックして、地形エディタを開きます。ここでは起伏を少し追加しました。
カメラの調整
アングルを設定します。地形がカメラいっぱいになるくらいまで、マニピュレータを使い、上面表示で拡大します。次に、カメラを少し下に移動してから上に向けて、地平線が入らないアングルに調整します。
Shadeシーンの読み込み
「Vue 8」ではShadeのファイルをそのまま読み込むことができます。「オブジェクトの読み込み」からグライダーのShadeファイルを選択して読み込みましょう。
アニメーション設定
読み込んだグライダーを、地形に対して適切な大きさになるように縮小し、滑空の開始位置である、地形の右下隅に配置します。
読み込んだグライダーが、山頂をぐるりと周回するアニメーションを設定します。アニメーションウイザードを開き、「飛行機」を選択します。進行方向は「+Z軸」方向とし、周回コースをオブジェクトパスで設定したら、プレビューで確認します。気に入った動きになるまで、オブジェクトパスを調整して、アニメーションウイザードを完了します。オブジェクトパスの調整
作成したオブジェクトパスは、ドラッグで位置を変更することができます。最後にグライダーがカメラの上に向かって飛び去るように、オブジェクトパスを調整します。
変更後の動きは、タイムラインの現在時スライダをドラッグして、確認することができます。
メタクラウドでボリュームのある雲を作成する
山頂に、厚みのある雲を配置します。メタクラウドプリセットから「シンプルで平たい雲」を選択し、メインカメラのプレビューで雲のかかり具合を確認しながら、マニピュレータで位置や大きさを調整します。
メタクラウドのアニメーション解除
タイムラインでキーフレームが選択されていると、メタクラウドの作成時に自動的にアニメーション設定がされてしまいます。もしもメタクラウドにアニメーションがついてしまった場合には、タイムラインの属性より、「オブジェクトアニメーションを破棄」しておきましょう。
アニメーションをレンダリングする
景観の仕上げに、地形にプリセットより「夏の地面」を設定します。
アニメーションレンダリング設定を行い、アニメーションレンダリングして雲間を滑空するグライダーアニメーションの完成です。
※「Vue 8」では無償の「Vue 8.4」アップデータを利用できます。今回紹介したShadeファイルの読み込みを行うには「Vue 8.4」が必要です。