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Shade 10.5/Shade 10 技術・サポート情報

Shade 10/10.5シリーズ用 10.5.1アップデータでの変更点

Windows版およびMac OS X版の10.5.1アップデータでの機能追加、仕様変更、不具合修正の概要をお知らせします。
(2009年03月05日公開)

s
機能追加および変更点(Shade 10.0.3から10.5.1の変更点)

モデリング

  • スナップを強化
  • 作業平面を追加
  • 透視図ビューに作業平面コントローラを追加
    planecontroller
  • カトマル・クラーク法によるポリゴンメッシュの角の丸めのオプションとして、形状情報ウインドウに「UV補正」チェックボックスを追加(主に四角ポリゴンと三角ポリゴンが混在する箇所で発生するテクスチャの歪みを補正)
    uv_off   uv_on
    「UV補正」オフ
     
    「UV補正」オン
  • 記憶ツールで「記憶」をした線形状を太線で表示するように変更
  • ツールメニューの「記憶」サブメニューに「クリア」を追加
  • ラインフィットに「正投影」チェックボックスを追加(オンのとき、「フィットする方向」で選択した図面から見た形状を極力維持)

ユーザーインターフェイス

  • コントロールバーの「表示図面」ポップアップメニューに、各ビューに設定されている図面のタイプを表示するように変更
  • イメージウインドウの編集、保存メニューにおいて、表示されているチャンネルに対して動作するように変更(アルファ値やZ値のコピー、保存などに対応)

インポート・エクスポート

  • (Pro)COLLADAエクスポータを追加
  • (Pro)EPixエクスポータを追加
  • (Pro, Std)DirectXエクスポータにおいて、「左手系」チェックボックスを追加
  • マルチレイヤーOpenEXR画像の保存、読み込みに対応(作成メニューの「イメージ」で読み込む場合、複数のレイヤーを持ったOpenEXRファイルが選択されると複数のイメージ形状を作成)

レイトレーシング、パストレーシング

  • (Pro, Std)マルチパスレンダリングに対応
  • レイトレーシングにおいて、アンチエリアシングのオーバサンプリングに5x5, 6x6, 7x7, 8x8を追加
  • パストレーシングにおいて、レンダリング設定の「その他」タブに「収差に波長を反映」チェックボックスを追加
    spectrum_aberration_off.png   spectrum_aberration_on
    「収差に波長を反映」オフ
     
    「収差に波長を反映」オン
    ※画像をクリックすると、全体を表示します。
  • 大域照明パストレーシングにおいて、イラディアンスキャッシュの品質を向上
    irradiancecache_10   irradiancecache_105
    Shade 10.0.3
     
    Shade 10.5.1
    ※画像をクリックすると、全体を表示します。
  • 大域照明フォトンマッピングにおいて、収差が設定された透明体からのコースティクスの品質を向上
    irradiancecache_10   irradiancecache_105
    Shade 10.0.3
     
    Shade 10.5.1
    ※画像をクリックすると、全体を表示します。
  • 大域照明フォトンマッピングにおいて、反射、透明の荒さと異方性反射パラメータに対応

トゥーンレンダラ(Pro, Std)

  • ハーフトーン、カラーハーフトーン描画に対応
  • マルチパスレンダリングに対応
  • トリムマップに対する輪郭線の描画に対応
  • 輪郭線の可視判定や品質を向上
  • アンチエリアシングのオーバサンプリングの8x8に対応(5x5, 6x6, 7x7に設定した場合は4x4として動作)
  • レンダリング設定ダイアログボックスの影の処理方法に「無調整」を追加

ヘアーサロン(Pro, Std)

  • ファー操作の「毛の色および太さ」において、アンドゥ、リドゥに対応
  • ファー操作の「毛の色および太さ」において、設定の変更が選択されたガイドに即時反映されるように変更(「適用」ボタンの廃止)
  • ファー操作の「根元の色」「毛の長さ」「毛の密度」において、shift + クリックによる色の取得(スポイト)に対応
  • ファー操作の「根元の色」に影響範囲の設定を追加
  • 「設定」とファー操作の「毛の色および太さ」において、shift + ドラッグによる各種選択モードに対応
    • shift: 追加選択(OR)
    • shift + ctrl(Win), shift + control(Mac): 絞り込み選択(AND)
    • shift + alt(Win), shift + command(Mac): 間引き選択(NOT)

PoserFusion

  • Poser 7 SR3、および、Poser Proに対応

Pythonスクリプト

  • rendering_objectにマルチパスレンダリングで生成されたレイヤー(image_layer_object)の取得ファンクションを追加
    • 使用例: xshade.scene().rendering.image_layer("Diffuse").image.save("test.tga") # 拡散反射パスのイメージを保存(引数にレイヤーのID名を指定)
  • image_objectにアルファ値を含めたピクセルの設定、取得ファンクションを追加
    • image_object.set_pixel_rgba(vec4)
    • image_object.get_pixel_rgba(vec4)
  • dialog_object.ask_path()によるファイルを開く・保存ダイアログボックスにおいて、ファイルの拡張子の指定に対応
    • 使用例: print xshade.create_dialog().ask_path(True, "Jpeg(.jpg .jpeg)|jpg;jpeg|Gif(.gif)|gif") # JPEG, GIF形式のファイルを開くダイアログボックスを表示
  • 任意のシーケンス値における各種マトリクスを取得するファンクションを追加(引数に指定したシーケンス値でのそれぞれの変換マトリクス)
    • shape_object.sequence_transformation(float)
    • shape_object.sequence_joint_matrix(float)
    • shape_object.sequence_local_to_world_matrix(float)
    • shape_object.sequence_world_to_local_matrix(float)
    • scene_object.sequence_world_to_device_matrix(float)
    • scene_object.sequence_world_to_view_matrix(float)
    • scene_object.sequence_world_to_perspective_matrix(float)
    • skin_object.sequence_skin_world_matrix(float)

その他

  • Mac OS X 10.5、Intel Core 2 Duo/Xeonプロセッサ環境において、64-bit動作に対応
  • 環境設定にバウンディングボックスの色設定を追加



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