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Shade 11シリーズの新機能
Shade 11からの新機能
今回のバージョンアップでは、「はじめての方にやさしく、使い込んだ方にはより高度な表現と便利さを」を基本コンセプトとして、入門者向けの形状作成機能、中上級者向けのレンダリング機能、プロフェッショナル向けのコンテンツ保護機能などを搭載しました。
ここでは、それらの中でも代表的な新機能/機能強化ポイントを紹介します。
スケッチモデラー Basic/Standard/Professional
3DCGを作成する上で、もっとも難しく習熟が必要な工程は形状作成です。この形状作成を楽に素早く行うための機能が「スケッチモデラー」です。線画や写真をトレースして左右対称の立体形状を作ることができます。入門者には難しい人の顔のモデリングをする際などに、ベースとなる凹凸のある形状作成が可能です。
フォトモデラー Basic/Standard/Professional
異なる角度から撮影された数枚の写真を基に立体形状を作成する機能が「フォトモデラー」です。各写真の特徴点を指定していくことで、写真をテクスチャにした立体形状を作成できます。室内にある小物から建物まで、直線的な形状のモデリングを簡略化できます。
ボリュームライト Standard/Professional
Shadeで利用できる点光源、スポットライト、配光光源、面光源、線光源に、「ボリュームライト」が設定できるようになりました。埃が舞う空間での光跡を表現する(チンダル現象の再現)、色のついた透明体を通過すると光跡に色を付けられる(ステンドグラスなどの効果の再現)など、いわゆる空気感の表現力が大幅に向上します。さらに、表面材質のマッピング設定を併用することでより、光跡のムラを表現できます。
Google SketchUp入力 Basic/Standard/Professional
Google 3Dギャラリーでは、世界中のユーザーが立体形状を公開しています。このGoogle 3Dギャラリーで主に使用されているファイルフォーマットであるGoogle SketchUp(.skp)形式の読み込みに対応しました。無料のデータ集代わりに、Web上で公開されている膨大な数のファイルを利用できます。※
※Google 3Dギャラリーの利用は、Google 3Dギャラリーの利用規約(http://sketchup.google.com/intl/ja/3dwh/tos.html)に従ってください。
※Google 3Dギャラリーのテーブルセット(左)と、そのデータをShadeに読み込んで作成したレンダリング画像。
ケージ Basic/Standard/Professional
オブジェクトの変形をより容易に、かつ、直感的に行えるようにする機能です。ケージ(籠)状のポリゴンを作成して他の形状を包むと、ケージを変更することでケージ内の他の形状を間接的に編集できます。ケージに利用できる形状はポリゴンのみですが、ケージを使うことでポリゴン、線形状(自由曲面)、球、円、掃引体などの形状が編集可能です。
また、ケージにはジョイントアニメーションを設定できるので、複数の形状がまとまって有機的に変型するようなアニメーションなども作成できます。
※グレーの線がケージ。ケージを編集することで、元の形状(左)が変型する(右)。
ロックファイル作成 Professional
パスワードで保護されたロックファイルを作成する機能です。ロックされたファイルは、保存の可否が選べるほかに、レンダリングイメージのサイズを制限することもできるので、作成したコンテンツを配布したい場合などに便利です。
ロックファイル作成はProfessionalのみの機能ですが、パスワードを入力してロックを解除する機能はBasic/Standardにも搭載されています。ロックしたファイルは無料配布して、ロック解除のためのパスワードを別途販売する、というようなビジネスプランも可能になります。
画像編集 Basic/Standard/Professional
レンダリング結果やテクスチャ画像などを編集する機能です。HDRに対応した補正やエフェクトをリアルタイムに適用することができます。Adobe Photoshopなどの外部ソフトを使用しなくても、かんたんな編集であればShade内で実行できるので、作業効率が上がります。
自動保存 Basic/Standard/Professional
ファイルの自動保存をする機能を追加しました。履歴を保存しておけるので、操作を誤って上書き保存してしまったときなどに、少し前のバージョンに戻って作業を再開できます。また、万が一、OSやソフトがフリーズしてしまった場合にも安心です。
最新環境への対応 Basic/Standard/Professional
3DCGを取り巻く環境は常に変化していますが、Shadeはいち早くその変化に対応していきます。Windows 7対応、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)対応はもちろん、3Dファイル形式の新たなスタンダードとして期待されるCOLLADAの出力機能を全グレードでサポート。また、話題のメタバース(3D仮想空間)であるBlue Mars用の「COLLADA for Blue Mars」の出力機能を搭載しました。3Dを必要とする方々を、強力にサポートしていきます。