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Shade 8.5

概要新機能Shade 8シリーズの特長製品ラインナップシリーズ比較表動作環境バージョンアップ

インターフェイスモデリングレンダリング表面材質・光源・カメラアニメーションプラグイン・スクリプト


Shade 8シリーズの特長(インターフェイス)

Shadeでは、モデリングからレンダリング、アニメーション設定まですべて同じ画面でシームレスに作業を行います。白いキャンパスに絵を描くように、線を引いて形を作り、イメージに仕上げていきます。
Shadeの全てのコントロールウインドウは、必要に応じて表示場所や表示・非表示を選択することが可能です。多くの設定ウインドウには、設定値の保存、読込ボタンが備わり、個々の設定ファイルはライブラリ化して活用することができます。
※このページでは、Shade 8 professional for Mac OS Xの画面で各種ウインドウを紹介しています。Windows版、およびShade 8 standard、Shade 8 basicも、基本的に共通のインターフェイスを備えています。
メイン画面

1.図形ウインドウ
Shadeのメインウインドウです。連動して表示される正面図、上面図、側面図に、透視図を加えて四面図と呼びます。作業に応じて表示比率の変更や表示モードの切替が可能。表示モードは、隠線消去とシェーディングを組み合わせて選択できます。モデリングの下絵となるテンプレートの四面図それぞれへの読み込み、図形ウインドウの背景やグリッドなどのカラーカスタマイズ、シーンを回転させる「ろくろ」など快適にモデリングを行うための様々な機能が搭載されています。

2.ツールボックス
形状の作成、編集を行う基本的なツールがそろっています。通常、このツールボックスは常時表示させて使用します。

3.メッシュ編集ツールボックス
ポリゴンメッシュ形状の作成、編集を行うツールがそろっています。ポリゴンメッシュ形状の編集時に、このツールボックスを常時表示させて使用します。

4.統合パレット
カメラ、無限遠光源、背景、表面材質、形状情報の各設定ウインドウがまとめて収録されたパレットです。省スペースで必要な設定を行うことができ、またそれぞれの設定ウインドウは切り離して使用することもできます。

5.イメージウインドウ
カメラアングル、質感、光源などの設定に基づいてレンダリングを行い、その途中経過と結果を表示します。部分的にレンダリングを行うことも可能です。レンダリング手法の選択や詳細な設定は、レンダリングオプションを表示させて行います。
任意のイメージとレンダリングイメージを合成するバックドロップ機能も備えています。

 

6.ブラウザウインドウ
シーン内の全ての形状が階層構造で表示されます。パーツの選択や管理と同時に、形状構造の編集やレンダリング属性などの設定が行えます。パーツ名や記号での検索、置換が可能。右側の属性チェックボックス群は表示項目を選んだり、全てを折り畳むことが可能です。

7.定規
選択したスケールの定規が表示されます。定規は、サイズや縦横の配置の変更が可能です。Mac OS X版では、半透明の定規が表示されます。
※Shadeで使用するスケールは、mm, cm, m, km, inch, foot, yard, mileから選択できます。

8.コントロールバー
マウスカーソルの座標位置や、図形ウインドウの設定で頻繁に使われる項目が表示されています。コントロールバーは表示のオン・オフ、表示内容のカスタマイズが可能です。

9.色補正ウインドウ
レンダリングするイメージの明るさ、コントラスト、カラーバランス、彩度の調整を行います。この処理はレンダリング結果出力前の32bit浮動小数点のデータに対して行われるため、イメージ階調劣化の少ない補正が可能です。

10.ShadeExplorer
Shadeデータを電子カタログにして視覚的に管理、活用することができます。形状データ、表面材質設定ファイル、イメージファイルの扱いが可能。カタログ化されたデータはドラッグ&ドロップでShadeに適用します。ウインドウサイズと場所は自由に変更でき、必要なときに表示させて使えます。

 

11.形状整列ウインドウ
複数の形状を、座標軸あるいは任意の三次元のラインに沿って配置、整列させます。

12.図形コントローラ
図形ウインドウや形状の表示方法をボタン操作で選択、変更できます。

13.カラーウインドウ
RGB、CMY、HSVの3つのカラースペースから必要とする色を作り、ドラッグ&ドロップで各種設定ウインドウのカラーボックスに適用させることができます。「カラーリスト」には、設定された複数の色を保持し常時表示させることが可能です。

統合パレット
統合パレット

14.カメラウインドウ
実際のカメラ操作や撮影方法に則した直感的な操作で、レンダリング画角の設定ができます。あおり補正や焦点面のティルトなどプロ用の高級カメラの機能のシミュレートも可能。カメラはシーン内に複数作成することができ、それぞれの選択、操作が行えます。

15.無限遠光源ウインドウ
数量無制限の平行光(太陽光)を設定できます。Shadeでは、この他に点光源、線光源、面光源、スポットライト、配光などの各種ライトが任意の数量で設定でき、それぞれを組み合わせて使用することが可能です。

 

16.背景ウインドウ
レンダリングイメージの背景として表示するテクスチャを、上下半球それぞれに雲、海、空、霧、大理石などのパターンや任意のイメージを重ね合わせて設定できます。背景は立体への写り込みに反映させること、IBLの光源として使用することも可能です。

17.表面材質ウインドウ
色や反射率、透過、発光などの材質パラメータを編集することができます。また、木目、大理石、波など19種類のテクスチャパターンや任意のイメージを各種パラメータに割り当てることが可能で、無制限のレイヤ数を持つレイヤ機能での合成や、アルファチャンネルを使った多重マッピングも行えます。
※Shade 8 standard、 Shade 8 basicのテクスチャパターンは9種類。

 

18.形状情報ウインドウ
点光源、スポットライトを含む各種形状情報の表示、編集を行うウインドウ。複数の形状情報をまとめて編集することも可能です。

その他のウインドウ
統合パレット

19.モーションウインドウ
カメラと各種ジョイントのモーションによって、アニメーションのシーケンス設定と時間軸による編集を行います。各ジョイントのモーションは、ベジェ曲線で表示されるモーショングラフで視覚的に編集することができます。

20.ラジオシティウインドウ
ラジオシティの計算を行います。計算方法や露出など詳細な設定が可能です。ラジオシティの計算結果はレンダリング時に間接光として反映させることができます。
※露出調節・調光はprofessionalでのみ可能です。

 

21.ショートカットウインドウ
Shadeのほとんどの操作コマンドを、キーボードの任意のキーに割り当てることができます。ショートカット設定を複数保存して、作業に合わせて使い分けることも可能です。

22.コマンドパレット
よく使うShadeの操作コマンドを、ショートカット登録することができます。コマンドパレットでは、それらをボタン表示させてオリジナルの操作環境を作成できます。

※記載された製品仕様、デザイン、価格などは、予告なく変更される場合があります。
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