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概要新機能製品ラインナップシリーズ比較表動作環境バージョンアップ


 Shade 9一目瞭然

第5回:ストレートもウェーブも”ヘアーサロン”でさくさく作成☆

Shade 9では、画期的なインターフェースで「毛」を生成・アレンジができる、「ヘアーサロン」機能を新搭載しました。これまでのShadeでは、細かな手作業で地道に制作していた髪の毛ですが、ヘアーサロン機能を使用すれば短時間でボリュームある髪を簡単に作ることができます。

気分はまさに美容師

ヘアーサロンは、Shade 9シリーズが目指した「幅広い機能強化」のファーストステップとも言えます。
ヘアーサロンの操作方法はとても直感的で、ほとんどマウスだけで毛に関する作業を完了することができます。まず毛を生やしたい形状(頭、洋服など)を選択して図のようなヘア設定画面で髪を作っていきます。
ヘアーサロンでは、「毛の長さ」「生やす数」などの設定ができます。またレイヤーを分けることも可能なので、部分部分で編集することで細かい髪の流れを作ることも簡単です。
おおまかに毛を生やしたら、その毛に対して長さや流れの方向、形などを整えて好みの髪型に仕上げていきます。「カット」ツールで髪を切って長さを調整し、「ドライヤー」ツールで自然な髪の流れを作ります。「ウェーブパーマ」ツールでは毛にカールをかけることもできます。毛の色も変更できるので、黒、白、青、赤など自由にカラーリングを楽しめます。

ヘアーサロンの設定画面
ヘアーサロンの設定画面

こうやって調えた毛はプレビュー画面では超薄毛な状態に見えますが、実はそれらはガイドラインなので、そのままレンダリングしてOKです。ガイドラインだけあればレンダリング結果に設定通りのボリュームで髪が描画されます。髪の毛が実際の形状ではないので、編集の際も重くならずにスムーズに作業できるのもヘアーサロンのポイントです。

実際のレンダリングイメージ
実際のレンダリングイメージ

髪の毛だけじゃない!応用範囲はいろいろ

ヘアーサロン機能は、名前こそヘアーサロンですが、髪の毛だけではなく毛のようなものをはやしたい時にはいろいろと重宝します。犬や猫など毛足の長い動物を作る時にも便利ですし、その動物の毛皮を使ったファッションアイテムを作りたい時にも活用できます。板状の形状に毛を生成させれば草原だって創造可能。生成された草原にはレンダリング時に影も反映されるので非常にリアルな表現が可能です。

ヘアーサロンでファーを作成した例
ヘアーサロンでファーを作成した例
ヘアーサロンで草原を作成した例。球体の影が草原に落ちています。
ヘアーサロンで草原を作成した例。球体の影が草原に落ちています。

ご紹介したのはほんの一例。ヘアーサロンのさまざまな設定を駆使すれば表現方法は無限大です。あなたのアイデアでいろいろな表現を試してみてください。

このShade 9のパワーがあなたのものになるまで、あと7日です!

(Shadeクリエーター 池田隼)

 

次回は
第6回:燃える!噴き出す!はじけ飛ぶ!パーティクルフィジックスが生み出す特殊効果
掲載は、12月5日(火)の予定です。


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