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Shade 9ではメッシュ編集に関する機能強化が行われております。今回は実際の形状作成過程を通して、強化された機能を紹介いたします。 モチーフとしてChemi-Story様よりキャラクターの画像をご提供頂きましたので、それを元に立体化したいと思います。Chemi-Story様ありがとうございます。
ポリゴンメッシュでモデリングする手順は 1. 輪郭を稜線で作成し、それを繋ぐ方法 2. 球や立方体等のプリミティブな形状を編集して作成する方法 などがあります。 今回は2のプリミティブな形状を編集して作成する方法を使います。
まず、長方形の掃引体をポリゴンメッシュに変換し、ナイフ等を使用して頭を作ります。
同様に体や腕も長方形の掃引体から作成したポリゴンメッシュに対し て、ナイフや押し出し等で編集しています。
手は別パーツとしてざっくりと作成し、Shade 9で機能強化されたメッシュ編集の「ブリッジ」で2つの稜線の間に面を張ります。
大まかな形が完成したら、髪や服等細かな部分を作成します。
モデリング終了時のテストレンダリングの画像です。
駆け足での紹介でしたが、Shadeのポリゴンメッシュキャラクターモデリングの手順についてお分かり頂けましたでしょうか。Shade 9のポリゴン編集には他にも多数の機能が追加されています。これらの機能をフルに使いながらShadeでポリゴンメッシュを使用した萌えリング、いやモデリングを楽しみましょう。
(タルタル)
次回は 特別編:CGクリエイター後藤克典氏、Shade 9を使う(前編) 掲載は、12月19日(火)の予定です。