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ジプシーIKEDAのShade制作日記

【2008年7月29日】
実際に炎をアニメーションさせてみよう

IKEDAでございます☆
さてさて、それでは今回は、前回作成した炎を実際にアニメーションを設定してしまいましょう。

  1. サンプル1 前回作ったファイルを開き、画像のようにパート内に縦に「直線移動」ジョイントを配置します。
  2. サンプル2 作成した「直線移動」パート内に球を入れます。この時点でモーションウィンドウでアニメーションを設定してしましましょう。ポイントは球を「上から下に移動する動き」を設定する事です。
  3. それが出来たら「直線移動」パートをコピーし、同じように赤色炎のパート内に移動して球を入れ替えます。

    サンプル3
  4. サンプル4 動きを確認しましょう。こうすると「黄色炎」と「赤色炎」が一緒に「上から下」にアニメーションします。ただし、これだと球が移動した場合に球がカメラの範囲外に移動してしまいます。
  5. カメラも「直線移動」パート内に入れてしまいましょう。
    統合パレットの「カメラ」タブ→「記憶」から「カメラ」を選択し、シーンにカメラ形状を作成します。
    出来上がったら、どちらでもいいので「直線移動」パートの中に入れてあげます。
    サンプル5 サンプル6
  6. 「最後に球がカメラから外れていないか、確認出来たら終了です☆
    サンプル6 サンプル6 サンプル6
  7. アニメーション書き出しをして、炎の動きを確認しましょう!
    「スピード」「形」などは何度も試行錯誤して納得いくまで微調整すると、キレイな炎を作る事が出来ます。

※なぜこんな動きするの?? なぜこんな作り方するの??
僕もこれを発見した時は、「バグかな?」と思っていた時期がありました。しかしよく検証してみると、「なるほどー」と納得の結論になり、そこから「炎」を作り出すアイデイア発想のきっかけになりました。

簡単に説明すると…
パートというのは独自の座標を持っています。もしパートに表面材質を設定すると、空間に表面材質が設定されているようなイメージになります。
その空間内(パート内)に球を配置することで、パートに設定した材質が球にも適用されます。
この状態からパート内でアニメーションが行われた場合、パートは動かないので「材質も動かない」という事になります。よって設定した材質はその座標のまま、球が動く事で球の材質が動いてる表現が出来るようになります。

サンプル

現状ではこのテクニックは炎にしか使っていませんが、もしかしたら他の使い方もあるかもしれませんね。
ぜひみなさんも試していただき、新しい使い方など発見したら。。。。教えてくださいワラ

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| IKEDA 2008.07.29 |

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