モデリング機能の強化
モデリング機能の強化
Shade 13では、ユーザの皆さんからお寄せいただいたフィードバックを元に、3DCGツールの基本部分であるモデリング機能の底上げをおこないました。
ここではそのいくつかを、操作ムービーでご紹介します。
目次：
エッジベベル
ポリゴンのエッジに丸みをつけるエッジベベルは、Shade 13で追加された機能です。
たとえばプロダクトデザインで滑らかな角Rを表現したいとき、Shadeなら丸めを幅や分割数でコントロールする仮想ジョイスティックが図形ウインドウ上に表示されるので、直感的な操作でイメージどおりのカーブを作成することができます。
バウンディングボックス：数値入力
自由曲面やポリゴンメッシュのバウンディングボックスの寸法を、数値で直接編集することができるようになりました。建築やプロダクトデザインなど、図面を元に厳密なモデルを作成するときに最適なツールです。バウンディングボックス上に数値を直接入力するため、XYZの方向に悩むことがなくなります。
頂点ベベル
頂点に対して複数の面を切り落とすポリゴン編集機能です。サブディビジョンサーフェスと併用することで綺麗な穴を作ることができます。パンチングメタルなど複数の穴を作成したい時に便利です。
自由曲面：角の丸め／切り落としの強化
Shade 13では、ダイアログ経由ではなく数値を図形ウィンドウで直接入力できるようになりました。丸みを確認しながら作業を進めることができるため、よりきめ細かい調整が可能になりました。
マニピュレータ：リアルタイム数値表示
マニピュレータの移動／回転の値を実行中に表示してくれます。その都度ダイアログで確認することもないので最小限の操作で移動／回転を行うことができます。