Shade 13.2新機能紹介

Shade 13.2新機能紹介

Shade 13.2新機能紹介

Shade 13.2では、Windows8対応のほかに、FBXインポータやアルファ透明、法線マップへの変換などゲームエンジンであるUnity向けの機能が追加されました。それらの機能について紹介します。

また、Shade13.2アップデータを記念しましてUnity向けにボーンが組まれたキャラクタ「BONKO」を無料で配布しています。ダウンロードページへはこちらです。

Shade13.2アップデータのダウンロードはこちら アップデータページへ

Windows 8対応

2012年(平成24年) 10月26日にMicrosoftからリリースされましたWidows 8に正式対応に対応致しました。詳しい動作環境については、動作環境でご覧ください。

FBXインポータ

FBXインポータの搭載によりUnity上にあるキャラクターやAutodesk 3dsMaxやMaya等で作成したキャラクターの形状やアニメーションをFBX経由でインポートできるようになりました。

FBXエクスポータの仕様変更

Unityでの利用に最適化された出力オプションを追加しました。
ボーンと組み合わせることで、Shadeで作成したキャラクタアニメーションをUnityで使用することができます。
Unity以外にも一般的な3Dソフトで使用することを想定したFBXを書き出すことができます。

FBXとは、ポリゴン、モーションキー、マテリアル、テクスチャ、ライト、カメラ、階層情報、IK、スキンなどのデータ情報を保存できる、Autodesk社が提供するファイル形式で、3DCGソフトウェア間のデータ共有のファイル形式として広く用いられています。

  • 形状、表面材、アニメションの出力
  • イメジの埋めみ、外部参照の選択
  • アニメションの出力、ベイクされたアニメションの出力
  • カメラ、光源の出力

Shade 3D Loaderの提供開始

Shadeで作成したシーンファイル(*)をUnityで読みこませることできます。これより、リアルタイムでShadeの形状の編集結果等をUnityに反映させることが可能になります。

Shade 3D Loaderについてに使い方、ダウンロード方法はこちらをご覧ください。

Shade 3D Loaderページへ

*Shade 13.2で開くことができるファイルであれば、過去のバージョンのShadeで作成されたデータでもエクスポートが可能です。Shade 13.2あるいは、Shade 3D for Unityがインストールされている必要があります。

アルファ透明

アルファチャンネルを利用して、一枚の画像から透明度と拡散反射を設定することができます。例えば、ビルボードのような表現がより簡単に設定できるようになりました。

通常、拡散反射と背景を透明で抜くトリムマップ(もしくは透明マップ)に二枚の画像を準備してビルボードを作成していましたが、.png形式(PNG)や.tga形式(Targa)などにアルファを利用することで、一枚の画像で作成できるようになりました。これにより、たくさんの画像の管理が容易になり、また、Unityとのデータ互換性も向上しました。


法線マップに変換

Shadeに読み込ませたバンプマップ用のグレイスケール画像を法線マップ用の画像に変換することができます。通常Unityでは、バンプマップ機能が無い為、ゲーム用オブジェクトで使用される材質設定は法線マップになります。その法線マップを、簡易的に準備することができる機能がこの「法線マップに変換」です。

法線マップとは、法線ベクトルのX, Y, Z座標に対応したRGB画像で、作成したオブジェクトを疑似的に凹凸表現してくれる表面材質設定です。ゲームのキャラクターや背景の作成等で活用できる便利な機能です。

※これまで、Professionalグレードにのみ搭載されていた法線マップが、Shade 13.2では全グレードで利用可能となりました。

法線マップに変換:使い方

1.ブラウザウインドウ>イメージパートの画像を選択した状態で、イメージ統合パレットウインドウ>形状情報>イメージボックスを右クリックするとポップアップメニューが表示されます。こちらの画像編集を選択します。

 

                        

2.表示された画像編集ウインドウ右下のプルダウンメニューから「法線マップに変換」を選択します。

  

3.適用率を調整して、ウインドウ中央下の適用ボタンから確定させます。すると、ブラウザのイメージパートに変換された法線マップが追加されます。

4.法線マッピングを適用後のレンダリングイメージです。

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Shade 13.2アップデータはShade 13シリーズをお持ちの方はどなたでもダウンロード可能です。

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