みんなの感動をかたちに
旧製品情報

Shade





販売を終了しました。


ジプシーIKEDAのShade制作日記

【2008年5月2日】
象のライティング

みなさん、こんにちわ☆
IKEDAでございます。

今回はライテイングについてちょっとお話しようかと思います。
最終的にはこの画像のように仕上げます。

  1. まずこちらが前回のテクスチャを設定し、無限遠光源一つの場合のものです。
    影の黒い部分が塗りつぶされたようになり、あまりよろしくありませんね。
  2. ここで無限遠光源を追加して象のお尻あたりから照らすようにしてみます。
    少しわかりずらい程度の弱い光にしておきましょう。
  3. さらに無限遠光源を追加して、今度は象の頭あたりから照らすようにします。
    手順2でもそうですが、ポイントとなるのは「象の輪郭をハッキリさせるため」に輪郭が明るくなる程度に光源を当てている事です。
  4. 最後に非常に弱い光を象全体を照らすようにします。
    これは真っ黒の影の部分を薄くするためです。
    「環境光でもいいんじゃないの?」
    確かにそれでもOKですが僕の場合、環境光を強めると影全体が薄くなってしまうので影に濃淡を付ける意味で環境光ではなく別途光源を設定しています。
  5. 最後に影をぼかすため「シャドウマップ」を設定して終了☆

※パストレでレンダリングしても影の品質などが大差ない場合はレイトレーシング+シャドウマップを使う方が時間が早いので動画を作成するにはお勧めです☆

ロボットなど影が躊躇に出てしまうような物はシャドウマップはお勧めできません。物によって使い分ける事がポイントとなるでしょう。

アニメーションを作成する際、非常に重宝するやり方ですのでぜひ試してみてください☆

| IKEDA 2008.05.02 |

▲ページ上部へ

こちらの製品もおすすめ