みんなの感動をかたちに
旧製品情報

Shade





販売を終了しました。


ジプシーIKEDAのShade制作日記

【2009年02月27日】
レンダリングスピードの比較

IKEDAでございます☆

さてさて今回はレンダリングスピードについてお話したいと思います。


Shade 9、Shade 10、そして今回のShade 10.5でのプロモーションムービーではレンダリング設定が全て違います。
もちろんこれは、レンダリングの速度を考えての事ですが、それぞれどんな手法でレンダリングしたか、今はどのようなやり方でレンダリングしているかをご紹介したいと思います。


ちなみに、制作環境は以下のようになっています。

--------------------------------------
MacOSX 10.4.11
プロセッサ:2.16GHz Intel Core Duo
メモリ:1G 677MHs RAM
--------------------------------------

●Shade 9

サンプル01

  • 設定:パストレーシング
  • 光源:面光源
  • 画質:60
  • サイズ:640x480
  • 速度:一枚に付き10分程度
  •  

●Shade 10

サンプル01

  • 設定:レイトレーシング+シャドウマップ
  • 光源:無限遠光源
  • 画質:デフォルト50
  • サイズ:1200x1000(シーンによって異なる)
  • 速度:5分程度
  •  

以上が今までの設定と速度でした。Shade 10を制作した時は5分ルールというのを自分に課して、シーンやレンダリング設定を試行錯誤しながら動画を作っていました。
しかし、いろんな人と出会い、話しているうちに「レンダリングはどんな状態であっても一枚40分以内でないといけない」という話をよく耳にするようになりました。
これを聞いた時はびっくりしました;今まで10分や15分でもかなり遅いと思ってたのに、一枚40分になると出来なかった事が出来るようになるのでは?と、こう考えたのが始まりでした。

●Shade 10.5

サンプル01

  • 設定:パストレーシング
  • 光源:面光源
  • 画質:90
  • サイズ:1980x1080
  • 速度:一枚に付き40分程度
  •  

これが今回Shade10.5を作成した際の基本設定になります。
サイズもフルHDサイズで書き出しを行ったのですが、このクオリテイのままでサイズを横幅1200にすると、さらに時間が半分近く短縮する事ができます。そもそも今回こんなサイズで作る必要があったのかというと。。。無いかもしれないという(汗)

横ピクセルを1200で40分ルールで制作すると、もっといろいろ追加できるかもしれませんね。そんな事がわかった今回の制作内容でした。

さて、次回は無限遠光源と面光源によるレンダリング速度の違いとメリット&デメリットなどをご紹介したいと思います。

IKEDAでした☆

この記事は、参考になりましたか?

はい どちらともいえない いいえ

| IKEDA 2009.02.27 |

▲ページ上部へ

こちらの製品もおすすめ