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ジプシーIKEDAのShade制作日記

2008年12月22日
お勧めテクニック☆「フェイクラジオシティ」

こんにちわ、皆さん。IKEDAでございます☆

今回ご紹介するのは、IKEDAが制作に置いて最近必ず使うその名も「フェイクラジオシテイ」です☆
効果によっては「疑似アンビエント」「疑似大域照明」と呼ぶ事もできます。
たぶんどちらかといえば汚れに近いかもしれませんね。

もともとこのテクはテクスチャ作成をいかに短縮して望む効果を得られるか?をいろいろテストした結果編み出した技になります。

  1. まずこのように正方形の端に黒のグラデーションが入ったテクスチャ一枚を用意します。
    サンプルshadow
  2. テストで簡単な形状を作って試してみましょう。
    効果がわかり易いように、パートの中に「閉じた線形状」を使って立方体を作ります。
    サンプル00
  3. 次に用意したテクスチャを適用し、表示を「テクスチャ」に変えて確認してみてください。
    結果はこのように立方体の端に黒い墨が反映するようになりました。
    サンプル01
  4. 今度は立方体の底辺部分をコピーし、「自由曲面」の中に移動。さらに均等拡大して、画像のような地面を作ります。
    サンプル02
  5. テクスチャ表示にして確認してみましょう。ちょっとラジオシテイっぽくなりました☆
    しかし地面に余計な黒い部分が出て来てしましましたね。。。
    サンプル03
  6. そんな時は表面材質の「イメージ編集」から「範囲設定」を選択し
    サンプル04
  7. テクスチャの要らない箇所を図のようにカットしてあげましょう。
    サンプル05
  8. するとこのようにキレイに黒い墨が反映されました。
    サンプル06
  9. この先の作業は非常に簡単☆
    黒い墨テクスチャを「減算」+「反転」し、テクスチャの濃度を変えられるようにしておきます。
    これはPhotoShopで言うところの「乗算の濃度」を変更できるのと同じ効果を得られます。サンプル07
  10. 次に大理石のテクスチャを読み込みます。が、地面がおかしな事になってしましました。
    サンプル08
  11. そういう時は「投影」タイプを「ボックス」にする事で、簡単な形状から複雑な形状まで簡単に図のように適用してくれます。ボックス機能非常に便利です。
    サンプル10
  12. 最後にレンダリングして確認してみましょう。汚れのような影の様な効果が出来ました☆
    サンプル11
  13. 試しにもう少し複雑な形状で表現したのがこちら☆
    影が有りと無しは言わなくてもわかるぐらいハッキリしていますね。
    ※形状は全て自由曲面が望ましいです。掃引体ではうまく反映しないので自由曲面に変換して制作してください。
    サンプル12

今回は建物を例に上げましたが、今回のテクニックはほぼ全ての形状に適用できます。建物はもちろんの事、服、バイク、小物までOKです。

以下作例
サンプル13 サンプル14
   
サンプル15  

ラジオシテイ設定しなくてもOK、大域照明使わなくてもOK、でも品質はラジオ&大域照明に近い効果が得られるにもアニメーションには大きな役割を果たすだけでなく静止画でもリアルな絵を出す事が可能なのでぜひぜひ試してみてください☆

今回はIKEDA120%お勧めテクニックでした♪ではでは

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IKEDA 2008.12.22

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