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ジプシーIKEDAのShade制作日記

【2008年7月15日】
アニメーション対応した炎の作成

IKEDAでございます☆
今回は「炎」の作り方を書いてみようと思います。

静止画であれば写真を合成したり、PhotoShopで作ったりといろいろ方法はありますが動画となると、炎の素材を探したりしなければいけません。
とてもリアルに表現できますが、探すのめんどくさいですし、シーンに合わせて自分で作ってみたいですよね??

そんな時には今回のテクニックを使って作ってみてください☆
レンダリングもかなり早いですし、とても便利です。

サンプル1

  1. サンプル1 まずパートを作成し、その中に適当に球を配置します。
    カメラアングルは「球の上部」付近に設定しているとよいでしょう。
  2. サンプル2 黄色炎の設定をします。
    画像のように表面材質を設定します。球に対して「発光」「グロー」「バンプ:海」を使うのが基本です。
  3. サンプル3 試しにレンダリングをしてみたものです。光の色が黄色なのでこれだけでは炎に見えませんが、形は炎っぽくなってますね☆
  4. サンプル4 形が気に入らない場合は「マッピング:サイズ」を大きくしたり、「バンプ:雲」を追加し、サイズの「+」ボタンを2回程押して大きくしながら、納得いくまで調整します。
  5. サンプル5 材質設定したら、さらに赤色炎の設定をします。
    「パート」を選択して同じ位置にコピーします。それぞれの球の大きさを「均等拡大」で若干大きくしておきます。
  6. サンプル6 「発光」の色を赤に変えて、テストレンダリングしました。いい感じです☆
    しかし、レンダリング結果に何やら不思議な現象が起きています。
    これは透過物が重なっている場合に起きる現象です。
  7. サンプル7 そんな時はイメージウィンドウの「その他」タブを開き、「視線追跡レベル」を10~13に設定します。無意味に大きくするとレンダリング時間が遅くなるので、不具合が消える数値を探して適切な値を設定するのが良いでしょう。
  8. サンプル8 レンダリングして結果を確かめてみました。きちんとキレイに仕上がっていますね☆

さて、次回は実際にアニメーションを設定する手順を説明したいと思います。
これだけでも、使い方によっては静止画の合成素材としても使えますし、使いどころは無限です!
まずは今回のテクニックをいろんな場面で活用してみてください☆

ではでは♪

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| IKEDA 2008.07.15 |

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